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獣害関連の記事まとめ

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noteに投稿した獣害被害対策の記事をまとめてみました。
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2024年4月の記事一覧

有害鳥獣被害対策における地域住民による話し合い(合意形成)の重要さ

有害鳥獣被害対策における地域住民による話し合い(合意形成)の重要さ

 害獣被害が多い地域において駆除・捕獲だけに頼った対策はNGです。

「サッカー」で例えるなら、幼児がサッカーボールを追っかけ、

相手陣地にキーパーも含め、

全員が攻めこんでいるようなお粗末な状態です。

全員で攻めているので、その分得点するチャンスは

増えるかもしれません。

しかしながらキーパーも含め、誰も自陣にいない為、

ボールを奪われ、相手チームからのカウンターを受けた場合、

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地域おこし協力隊(有害鳥獣被害対策支援)から見た有害鳥獣被害対策の難しいと感じるところ

地域おこし協力隊(有害鳥獣被害対策支援)から見た有害鳥獣被害対策の難しいと感じるところ

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捕獲・駆除に頼った被害対策は。。。
農家の方「うちの農地にシカが出るんだけど、罠置いてくれない?」
農家の方「うちの集落にイノシシが出るんだけど、駆除してくれない?」

私「農地に電牧柵などの防獣対策は行っていますか?」
農家の方「別に何もしてないけど」
私「・・・・・・・」

地方役場に勤めている方や猟友会の会員であれば、

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中山間地域における狩猟・有害鳥獣被害対策について①

中山間地域における狩猟・有害鳥獣被害対策について①


〇大・中型の野生動物被害対策における三本柱とはなんぞや??

①加害動物に応じた電牧柵等で守りたい土地をガード!

 農地や家庭菜園を大・中型の野生動物から守るためには、

電牧柵など触れたら「ビリッ」とした痛みを伴う防獣柵で

「守るべき土地」を囲ってしまうことが、被害対策の

「はじめの一歩」になります。

※これを始めないことには、被害が減少することはありません。
(加害対象の鳥獣によって

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