「罰」と「治療」の間で
2019年に出版された『ストーキングの現状と対策』(成文堂)に、
逗子ストーカー事件遺族である芝多修一氏が
「被害者救済の総合対策」を寄稿されています。
芝多氏は、被害者遺族の立場からストーカー加害者への治療の必要性を
訴えていらっしゃいます。逗子ストーカー事件は、警察の手続きミスや不手際があったことは当時も報道されたように記憶しています。芝多氏はもし警察のミスがなく連携もうまくいっていたとしても、加害者の凶行をくい止めることはできなかったのではと考え、被害者を守るためには何