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ストーカー被害の後遺症

連続投稿失礼します。

著書を読んでくださったストーカー被害者から時々メッセージをいただきます。
時間がある時には少しやりとりすることもあります。
加害者からのメッセージを転送してくださった方もいます。今年に入ってからのことです。

恐怖に引きずられてしまうかと身構えたのですが、そうではなく、
むしろそのメッセージから怖さは感じられなかったのです。驚きました。我ながら。回復しているのだなと妙な感慨がありました。

嫌な感じだけどパニックになる程だろうかと思えました。そういえば私に加害者から送られて来たメッセージも、友人などに見せると意味がわからないし怖くないと言われ変な顔をされて大いにしょげたのを思い出しました。ああ、あの時の友人はこんな気持ちだったのかと初めてわかりました。

自分の被害時のことを思い出せば、被害を受けている真っ最中だったらこれがものすごく怖いということも、大変よくわかるので、二重の感想が湧いてきたことになります。とても貴重な体験でした。

ということは、ストーカー被害に遭った後にずっと抱え込んでいる鬱屈(時間と共に恐怖は薄れたのですが何もかも解決して明るく暮らしているかと言われると程遠い)も、同じ体験をした人に話せたらわかってもらえるのだろうかと思い至りまして、ストーカー被害者の当事者会的な集まりを探してみました。

すると犯罪被害者の当事者会は各地にあるのが分かりました。が、ストーカー被害に特化したものは見つけられませんでした。そもそも当事者会という仕組みが自分にとって有効なのかの確証もなく、犯罪被害者の会に試しに参加してもいいものかどうかで二の足を踏んでいます。自分の被害なんか刺されたわけでもないしと思ってしまうので(比べなくても良いと書いてあってもやっぱり比べてしまうので)。

追われ続けたことで負った心の傷に特化して話ができる場がもしあったら、参加したいという(もちろん匿名で)方がいらしたら、コメントを残してくださいませんでしょうか。今後の参考にさせていただきたいと思います。試しに一ヶ月くらいコメント欄を開けてみます。

現在形でストーカー被害にあっている方については、被害証拠を集めて提出できる形にして警察に行くか、一人で警察相談に行くのが難しい人は、犯罪被害者支援センターが各自治体にありますのでそちらにご相談されることをすすめます。





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