地域が輝く野菜栽培肥料の秘密
うちの子も夢中です。の野菜を作るに当たりどういった肥料を使っているのか?
今回はそれをご紹介します。
そもそも肥料は何を使っているかの前に事業所の掲げる理念を簡単にご説明します。弊社では
『子どもの未来に貢献』
消費者のお子様の未来→品質で貢献
生産地のお子様の未来→地域の1次産業者が続くシステムで貢献
という理念のもと、地域が元気に食を生産できることを重視し、畑と農産物を通じて地域の1次産業にお金を回せるシステムであり、1次産業が続く事で日本の多様な盆地が作り出す文化を継続させ、ひいては都市部の子どもたちにも豊かな社会を残すことになると考えています。
この理念のもと、奥出雲の多様な1次産業者が繋がる肥料、奥出雲で育ち、奥出雲の土に還る肥料を目指しています
・菜種油粕→地元JAより購入
・大豆粕→地域の国産大豆の豆腐屋、醤油屋
・牛糞と蕎麦殻の堆肥→放牧で育てるダムの見える牧場
・発酵鶏糞→平地飼い養鶏の宇田川養鶏所
・米糠→特別栽培仁多米を作る岩田農園
・籾殻→仁多米ライスセンター
・牡蠣殻石灰→広島の牡蠣殻
これらの材料をブレンドし発酵させた物を肥料としています。ほぼほぼ地域で農業をしていると出る廃棄物が多いです。
思えば畑に良い、野菜に良いと評判が良かったり、有名な先生の勧める肥料を遠くから良い資材を買い集めてた時期もありました。
今は畑に良く、野菜に良いのは当たり前として、その上で地域の他の1次産業でゴミになってしまうものがお金にかわる、地域みんなが走り続けられることを重視しています。
というわけで肥料の中でも特に比率が高い
牛糞堆肥
と
発酵鶏糞を紹介させてもらいます。
奥出雲町と雲南市にまたがる尾原ダム
ここで放牧を行う牧場を営んでいるのがダムの見える牧場さんです。
ちょうど同じ年に新規就農した仲間でもあり、就農当時から耕畜連携をさせてもらっています。
放牧と飼料とを使い酪農を営まれています。
ブラウンスイスは放牧慣れしてる牛種ですが、ホルスタインは本当に外に出すまで大変だったとよく話してくれます。
奥出雲町で平地飼い養鶏を行っている養鶏所です。
鶏舎を自由に歩き回る鶏たちの鶏糞を肥料として利用しています。社長の宇田川さんとも年齢が近い若い農業者仲間として応援してもらっています。
宇田川養鶏さんでは仁多米も作っていて、米をつかったその藁などを鶏舎で使用しています。いつも元気いっぱいに走り回る鶏たちです。
地域にあるものを使うから
・輸送コストが少なくて済む
・どんな生産をしてるかまで把握できる
・若手農業者がお互いに継続できる
・お互いに継続できるから、回り回って地域が継続できる
そんな奥出雲の1次産業者みんながいるから作り上げられる野菜が
『うちの子も夢中です。』
シリーズのお野菜です
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