なぜ私達は雪下からニンジンを掘るのか？バカなのか？
【結論:バカだからです！ではなぜバカになるのでしょうか？】
美味いからです、甘いからです
糖度計を見てみましょう
12.7度というかなり糖度が高い数字が出ていますね。美味しいものの為には人はとことんバカになれますね！
【どんな栽培方法のニンジンなの？】
こちらのニンジンは8月のお盆前に種蒔きしました。肥料は牛ふん堆肥に鶏ふん、菜種油粕、牡蠣殻、大豆粕をブレンドした独自肥料です。
除草は手と機械を利用して除草しているいわゆる
【栽培期間中畑での農薬化学肥料不使用】
という基準で栽培したニンジンです
【雪の下から掘り出そう！】
畑は山の中にあるため、まずは畑までの道を除雪しなければなりません。だいたい総距離にして1kmぐらいの道を機械や人力を使って除雪していきます(2日かかりました…)
畑までの道を登ると1面雪の風景があらわれます。
こちらのつぶやきで動画を見ることができますよ！
到着したらいよいよ雪下ニンジンの収穫です
まずは畝にある雪をとります
大変重労働に見えますが…実はすごく楽です
朝晩が-5度を下回ると雪が凍結しますが、地面に触れているところは地熱によりちょっと融けていて地面と雪の間に僅かな空間が出来ています。
要は雪のドームみたいなっているので簡単に雪をどかすことができます。
まずは畝の上にある雪をスコップで切り出します。ザクザクと動かしやすい大きさに切っていきます。横で切ったら
次は縦切り！切ったあとは
手で簡単に動かせます！寒くて雪がカチカチのドーム状だからこそできる力をほとんど使わない除雪です。
こんな風に立てることもできちゃいます。
雪をどけたら、ニンジンを抜いていきます。
地面は凍結してないの？という質問も貰いますが、これまた動かしやすいカチカチになった雪はカマクラのように寒風を防いでくれまして、地面は常に-1度ぐらいという理想的な冷蔵庫になっているため凍結はしません。
動かしやすく、温度管理もしてくれる雪はすごいです！
とは言え機械収穫に比べたら人力収穫は大変な作業です。冒頭結論で述べた通り、最高に美味いと知らなければあまりやりたい作業ではありません…
ただ、美味しさ、甘さは折り紙付きなのでちょっと値段は高くなりますが、雪下ニンジンの美味しさを是非ご賞味ください！！
平均は9〜12度ぐらいです
【首都圏での取り扱いはこちら】
ニンジンは首都圏だとこだわりやさんの
池袋ショッピングパーク店
新宿店
港南台店
横浜店
藤沢店
大宮店
で販売されてます
お近くの方は可愛いうちの子袋を目印に探してみてくださいね♪
普段noteでは毎週島根での農業と育児を描いたマンガを更新していますのでよろしければ観てくださいね❤
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？