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【テクスチャーアート】やってみたら簡単なのにいい感じにアートっぽいものが出来上がった!話。

スタイリッシュなアートが生活の中にある
それだけで、日常がちょっぴりグレードアップ

そんなふうに思いませんか?

大作である必要はなくって、ポッと気持ちを上げるような
本日はそんな「暮らしのワンポイント」レシピ

なんて書き出してみましたが、テクスチャーアートに挑戦してみた!
そんなお話です。
実際にやってみたら、簡単なのに”いい感じ”にできたので
オススメ
したくなったのです!

テクスチャーアートとは?

テクスチャー=質感とか風合いのこと
つまりはそんな質感を楽しむアートがテクスチャーアート

具体的には絵の具や盛り上げ剤などで、色と風合いを作り込んだもの。
キャンバスに”混ぜものをしたアクリル絵の具”を塗りつけた作品が一般的

描かれた主題を鑑賞する「絵画」のようなものとは違うという点で、抽象画などともまたちょっと違う。
もっとカジュアルに「感覚で楽しむもの」じゃないかな?と思うのです。


使う道具・材料

  • アクリル絵の具

  • 支持体…今回私はキャンバスを使いましたが、紙でもOK

  • スロードライ…◎アクリル絵の具が固まるのを遅くしてくれます。

  • メディウム…○盛り上げ剤。クリーム状でいい感じに筆やナイフの跡を残せます。

  • モデリングペースト…○盛り上げ剤。パテ状で、もったりとした絵の具の厚みを出せます。あったらそれなりに楽しい。

  • ジェッソ…○下地材として使えます。キャンバスに最初に塗っておくことで発色が良くなります。

  • 紙パレット… アクリル絵の具は乾くと固まるので、使い捨てできるパッドタイプなのが良いです。

  • ペインティングナイフ…絵の具を盛り付けるのにあると便利

  • 筆…ちょっとしたニュアンスを付けるのにあっても良いかも

スロードライはあるとかなり便利です。
絵の具がゆるくなるので描きやすくなるのも良いです。
それでいてある程度時間がたつとしっかり固まるので
「いつまでも乾かない~~」なんて心配はご無用です。


これから始めるよ〜。最小限で道具を用意したいよ。っていう人には
絵の具の他に、メディウムとペインティングナイフあたりがあると良いのではないでしょうか。
ペインティングナイフはプラスチック製で。200円くらいで売っています。
紙パレットは、紙皿とか身近にあるもので代用しても良さそうです。


やり方

あんまり考えすぎないで、それっぽい感じ♪みたいに絵の具を置いていくだけ。
…あんがい、勢い大事です。

ポイントとしては

  • グレーがかったゆるい色味を作るには、メインの色に補色を混ぜ+白を加える。白8~9に対して色は1~2の割合

  • ニュアンスカラーを組み合わせて構成するのなら、明るい場所で作業するのが良いみたい。(薄暗いと色がよくわからなくなるよ)

  • キャンバスの地が見える部分を残すと、メリハリがでて雰囲気が良き。


注意点

☆アクリル絵の具は乾くと耐水性になります☆

  • エプロン・養生をするor汚れてもOKな服・場所で作業すること

  • 筆を使い終わったらすぐに水につけるか洗う。すぐ固まっちゃいます。



やってみてわかったこと

実際にやったことで見えてきた反省点&次回への覚え書きとして

  • ジェッソを白色代わりに使うのは△
    マットな質感…というか粉っぽい感じになるので。あえて使うのなら良いけれど

  • 最初は小さいサイズでやるのがオススメ。
    気軽にサクッと楽しみたいのならココ実は重要かも!

  • 適当なところでストップしたほうが良さそう。
    いじるほどにキャンバス上で絵の具が混ざって、のっぺりした色合いになる&盛り付けた質感が損なわれがち

  • 同じ時に描くと、同じような色合いになる。
    私がもったいながりなせいもあるのかもですが、パレットに作った色を使い切りたくなる=同じような色の構成になるので、面白みが半減しちゃうかも

わりと主観なので、あくまでも参考までに



そもそも、今回なぜテクスチャーアートをやってみようと思ったか

「ちょっとアクリル画もやってみたい」と思っては、その都度ごとにちょこちょこと絵の具を買っていた私。
ソフトタイプだったり、不透明かとかパールっぽいのやメタリックとか…
アクリル絵の具と一口にいっても、実はいろんなタイプのものがあるんですよね。
お試しにアレコレと買ってたら不揃いに結構集まってしまってました。
そんな絵の具を整理したいなー。でも捨てるのは忍びない…
そんな気持ちがちょっぴりあったのがキッカケ

文頭で「日常がちょっぴりグレードアップ」なんて書いてみましたが。
それは完全なる、あとづけです。


ただ、実際にやってみると簡単なのにいい感じに出来上がったし
シンプルに絵の具で遊んで、童心に帰ったみたいで楽しかったです!

結果的には今回ニュアンスカラーで構成したので、ほとんど色は消費せず
白色ばかりなくなり、本来の意図は達成されませんでした。

あと、やってみて気がついたのですが、作業したときの精神状態や
色の好みやら感覚・感性とか…じんわりと内面が画面に滲み出るような…
つまりは、これもある種の脳内をアウトプットする行為なのじゃないかな?と思うのです。
ちょっとした癒しにもなって、また時間ができたらやってみたいです。

みなさんもぜひ。

ほら、寂しかった白い壁がちょっぴりいい感じ。

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