Xパワーを100上げるのに1年かかった話
スプラトゥーン3が発売されて1年経った。
前作のベストXパワーは2400台だった。昨シーズンで自己ベストを更新し2500台をマークできた。1年もかかった。
その記録と、思ったことを書き出してみる。
スプラトゥーン2の記録
スプラトゥーンは遊んだことがなく、2017年8月からスプラトゥーン2を遊びはじめた。
2021年9月の時点で振り返り記事を書いた。戦略考察やブキ選考を重視しすぎて、経験数を稼ぐことを軽視していたことを後悔していた。
そうはいっても、ウデマエXになってからは、ほぼヒッセンのみを使用し続けていた。
前作のXパワー推移もまとめてある。半年ほどガチマッチから遠ざかっていた時期があるものの、このまとめ記事を書く頃までは継続してガチマッチにトライしていた。
ゆっくりな成長だが、2019年夏にウデマエXに到達し (Xパワー2000-2100)、1年後の2020年夏は平均Xパワー2200程度になっていた。
最終的にはXパワー2300前後を維持するようになり、2021年夏頃にガチヤグラで2425、ガチアサリで2441をマークした。
平均値で見ても自己ベストで見ても、Xパワーは1年で100ほど増えるペースだった。
スプラトゥーン3の記録
今作から3か月ごとのシーズン制になった。シーズン2からXマッチが実装された。
Xパワーの追求はそれなりに辛い努力が必要なのも分かっていた。自分の場合は、前作の自己ベストの更新という目標でスタートした。
今作でもヒッセンを使った。今作からサブ・スペシャルがまるで変わって (かなり弱くなって) 戸惑っていたが、シーズン1でどうにか使い込んで挑んた。
前作の後悔を活かして、ルールやステージを気にせず、失敗を怖がらずに試合数を稼ぐことを重視した。(もちろん明らかにリザルトが残せないような疲れている時・時間がない時は外した)
序盤は振るわなかったものの、粘り強く回数を稼ぐと、前作と同じようなXパワー2200-2300程度に落ち着いた。このシーズンのベストはガチアサリで2368だった。
シーズン3ではヒッセン・ヒューが出た。前作のクイックボムはついに来なかったが、使い込むと、むしろ良い組み合わせであることも分かってきた。
ベストはガチホコで2391。ブキが変わると得意ルールも変わるのが面白い。
今作での自己ベストは更新できたとはいえ、キリの良い2400を超せなかったことや、計測が3か月おきというスパンの長さで、挫折気味になった。
(シーズン後半にはゼルダの伝説ティアーズオブキングダムの発売も重なり、スプラトゥーンへの熱量も下がりつつあった。)
そのような流れだが、計測だけしておこうと思ったシーズン4で、自己ベストを更新できた。ガチホコで2527。冷め気味のタイミングでの自己ベスト更新に、少し思うこともあった。
結果的には、前作の自己ベスト2400台に+100するのに、1年弱かかった。
自己ベストの更新に役に立ったこと
トッププレイヤーの発言もそうだし、実感的にも分かっていたことだが、Xパワーを上げるために固定のブキで実戦経験数を稼ぐことが有効だった。
試しうちや配信・解説動画閲覧やメモリープレイヤーでの検証に時間を割くよりも、Xマッチをすることを大事にしたのが良かったと思う。(この1年間ではそれらに1時間も使っていない)
アクションゲームのように瞬時の判断や操作を求められるスキルの場合、経験数を稼ぐことでしか得られない要因は大きい。
それに加えて、シーズンが3か月間と長いので、回数さえ稼げば計測失敗したXパワーを挽回できるということもあった。それは、上に載せたグラフを見てもらっても分かるとは思う。運悪く1900を下回っても、1か月かければ2300まで上げることはできる。
(ただし、かなり根気強くXマッチをやり続けないといけなかったが…)
スプラトゥーン3はXパワーを更新しにくい
とりあえず計測だけやっておこう、という低めのモチベーションで自己ベストが更新できてしまった訳だが、そこに気づきがあった。
今作はXパワーの自己ベストを更新しにくい。その理由は計測の機会の少なさだ。
自己ベストとはサイコロの「6」だ。つまり、上振れ、最も調子が良い時の結果だ。しかし「6」を出すには何回かサイコロを振る必要がある。
計測とその直後がXパワーが変動しやすいので、「6」が出た時の効果が大きい。つまり自己ベストを更新しやすい。
(※計測上限である2500付近より下を目指している場合)
しかし前作に比べると、サイコロを振ることができる頻度 (Xパワーのリセット頻度) が3分の1まで減ってしまった。実力不足というより、単に「6」がまだ出ていないから自己ベストが更新できていない状況になりやすいのだ。
今後のXパワーとの付き合いかた
当初の目標を達成できて満足した今、Xパワー2600台を目指さないだろう。目指すとなると、また1年かそれ以上かかるかもしれない。
Xパワー2600台は、おそらくXバッジ (3000位以内) のボーダーラインとも重なるところなので、キリの良い目標ではあるだろう。
だから、ためしに計測とその直後だけ運試しとしてやるのは良いかもしれない。
(そうはいっても、自分の「6」はXパワー2500台だと思うので、2600台まで行けるのは望み薄だろうが…)
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