Kindle Unlimitedに「風雲児たち」が来たぞ!
よく来たな。お望月さんだよ。
俺は歴史をフィクションのシェアワールドかなんかだと思ってエンタメとして消化しているので史実ネタバレをする奴は許さない。
つまり、今から紹介する「風雲児たち」はエンターテインメントとしてのおもしろさが保証されているということだ。わかったか。
お望月先生プロフィール:突然編集部に出現れる社会派コラムニスト。必ず窓を割って原稿を投げ込むのはやめてください。
幕末!!明治維新を巻き起こす風雲児たちがいた!
が!
いまはその話をする段階ではない。(ズコーッ)
それを語るためには、時代をさかのぼり「関ケ原の合戦」から語り始める必要があるだろう。
という、ややずっこけスタートで開始された「風雲児たち」である。
最初の主人公は、言わずと知れた石田三成。彼が関ケ原を縦横無尽に駆け巡り「関ケ原に何のために来たのかわからない三つの藩」へ参戦を要請する場面から物語が始まる。
非常にテンポが良く、時代遅れ過ぎて逆に肌に合うギャグがさく裂し、意外と迫力のある合戦シーンや、急激に冷え込むシリアスの温度差があり、作者の非凡なコメディセンスをお見舞いされる。
第一巻は、関ケ原の合戦と「敗戦三藩(土佐、長州、薩摩)」の顛末。
第二巻は、徳川秀忠の覚醒と豊臣家の処分と徳川御三家。
第三巻は、徳川家光の治世と会津松平藩の誕生。
そう、この物語は最初から最後まで「明治維新の風雲児たち」の話をしているのである。
土佐、長州、薩摩のvs徳川家意識。
徳川御三家の独立と尊王攘夷思想。
最後の忠臣、会津松平藩。
明治維新は、この時点から始まっていた。
そして、江戸期を経て幕末編が開始された暁には、あらゆる文脈が載せられたキャラクター化した藩の乗算エモ乗せパンチのさく裂が約束されているのだ。
身分を断絶された反骨の土佐。
質実剛健と倫理バグを抱えた薩摩。
徳川スレイヤー長期アカウント継続ログインボーナス長州。
徳川は滅びぬ!なぜなら徳川だからだ!会津松平藩。
この物語は間違いなく面白い。
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