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魔法の締め言葉「なんのはなしですか」


「で、オチは?」とグイグイくる大阪人は、ちょっと落ち着いてほしいヤスです。今日もおねがいします。


求めちゃうのよ。芸人でもないのに友だちとの会話にオチを求めてしまう。長いフリがあるとワクワクし、どんなおもしろ話になっていくのだろうって。で、なにもオチがないとちょっと怒るのよね。オチないんかいっ!って。迷惑なこった。


恐ろしい話です。うかうか会話もできやしねぇ。オチなんて別にいいのにね。


でもみんなオチが好き。笑いオチでなくとも、推理小説なら最後の一行でドンデン返しがあったりするものは好まれやすい。「ほー!なるほど!」と思わせてくれるライフハック系の記事もそう。


笑い。裏切り。感動。納得。目から鱗。
それが書き手を苦しめる。


「読んでもらうには記事にメッセージを込めよう」なんてライティング術は、これまですり切れるほど言われてきた。
メッセージ?べ、べつに伝えたいことはないんだけどな……。
書き手を苦しめる。


思いを書きたいけど伝えたいことは特にない。ならばなんとか記事に意味を持たせなきゃならんのか。


モヤモヤと「どーにかならんかね」と考えつつ、みなさんの記事を読んでいると、ちらほらとあるフレーズが視界に入る。


「なんのはなしですか」


記事の締めに入れているのだ。なんだこれ。たしかに本文はなんの話をしているのかわからない。でもこのフレーズがあるだけで記事が締まるのだ。大阪人がよく使う「知らんけど」に近しいものがある。知らんけどより優しい。


コニシ木の子さんが使い始めた。しかも自由に使っていいという。なるほど。それであちらこちらから「これ、なんの話だ?」な記事を見かけるわけだ。


「これ、別にメッセージ性もないし、下書きのまま置いておこう」な記事がある人もいるはず。


そんな記事の締めに入れてみてほしい。「なんのはなしですか」と。


ハッシュタグなんのはなしですかを利用すれば、「オチをつけないと」の呪縛から解放されるかもしれない。なんのはなしをしてもいいのだから。


これを使えば輝きだす記事を書けそうだ。知っている書き手さんに何名か相性が良さそうな人が浮かんでくる。


毎日投稿をしていたら「今日はなーんも起こらなかったし、おもしろいことも思いつかなかった。なーんも書くことがない」って日もあるでしょう。


使ってみては?


「なんのはなしですか」


今日も読みにきてくれてありがとうございます。意味がないことはAIに書けない。


《ぬいぐるみ文章術←なんのはなしですか》

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