ベストセラー作家から贈ってもらった人生を変えた言葉
「ヤスはね、結果をすぐに求めちゃってるからさ、3年は続けてやってみようよ」と言われたのも心に残っている言葉のひとつです。ヤスです、こんにちは。
2007年、作家ひすいこたろうさんと『3秒でハッピーになるモテ名言セラピー』をディスカヴァー・トゥエンティワンさんより出版しました。もう15年前の話です。
私は20代でした。作家と商業出版する経験はそれはもう20代の若造を調子にノらせるには十分すぎる条件です。
印税、講演依頼、「ヤスさんだ!キャー!サインください!握手してください!ハグしてください!」とチヤホヤされる。
まるで芸能人のような扱いです。調子にノるなってほうがむずかしいかもしれません。
でね。勘違いするわけですよ。「おれはスゴイ男なんだ」って。
出版するまで文章はそこそこ書いていたけど所詮はWEB日記レベルです。それを作家のひすいこたろうさんが磨いてくれました。
なのに勘違いしたんですね。自分は素人なのに本を出せてしまうくらいの文章が書けるんだ。90分のトークショーができるんだ。あと恋愛本なので「おれに口説けない女性はいない」なんて思っちゃってました。いたたたたた。
そういう思いは隠しても態度や言葉のはしばしに出るんでしょうね。落ちるのは早かったです。あっというまに人は離れていきました。勘違い野郎なんていっしょに居たくないですもん。
ちょうど結婚し子どもがうまれた時期でしたので、いわばそれを口実にし、逃げるようにその舞台から去ったのです。人気者の自分が没落していくのを自分で見たくなかったんです。
それから10年。
ひすいこたろうさんからメールが突然届きました。「モテ名言セラピーを改編して再出版したいと出版社からオファーを受けた。ヤス、新作書ける?」そんな内容でした。
正直迷ったんです。またあの舞台にあがるのか、と。一度経験し失敗していますからね。まぁ、調子にのらなければいいだけの話なんだけど、複雑だったんです。
そんな思いを当の本人、ひすいこたろうさんに打ち明けました。もやもやしたままで執筆するのはイヤだったのです。わがままですね。
つらつらと書いて送ったメール。ひすいさんから返信されたメールに号泣してしまったのです。今読み返しても泣けます。これが私の人生を変えた言葉です。
【まとめの結び】
◆ あなたの人生を変えた言葉、おしえてください
[写真協力:さちわ]
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