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伝え方は知識や技術で改善できる余地があるそうなので、実践していきたい。

人と関わる仕事をしていると伝え方に悩むなぁ、、、という話。

僕は仕事柄、正しい情報を、より覚えてもらえるように伝えることが求められています。
仕事でなくとも、情報発信したい、人に何か伝えたいと思う人もいてるかと思います。

さて、現代はインターネットの発達もあって情報にあふれているんですよね。
検索すればすぐに情報が出てくるし、SNSでも個人、団体問わずに日々色んな発信がされています。
正しい情報から誤った情報までほんとにたくさん、、、
米国の調査機関によると、2025年には世界でのインターネットの情報量は175ZB(ゼタバイト)になるそうです。
これは175兆GBだそうです。
桁が違いすぎてイメージできませんね、、、こちとら、毎月数十GBの通信量にビクビクしているというのに。


――――少し話が変わります。

エビデンスレベルというのがあります。
エビデンスとは「根拠」であり、科学的な確からしさがあるかということです。
個人の意見というのは、専門家であろうとエビデンスはかなり低いんですよね。
ちなみにこの投稿は専門家でない個人の意見、見解なのでエビデンスは‥‥まぁ。

しかしこれはサイエンスでの客観的な確からしさの話であって、マーケティング等の文脈では「誰が言っているのか」というのが重要視されることがあるようです。
これは、サイエンスでいう確からしさとは少し意味合いが違ってくると思っています。

先ほどの情報があふれていることに関連してきます。
情報があふれており、さらにインターネットを使うことで誰でもその情報にたどり着けます。

また、日常生活はすべてデータで語れるものはありません。
僕たちは正しさのみで生きているわけではなく、感情が絡んできます。
自分の思考や信念、ヒトやモノに対する信頼感に左右されます。

「○○さんが言うならそうなんだろう」と思ってしまうことは多々あると思います。

とはいえ全く根拠のない思想だけ話すわけにもいかないんです。
科学的な根拠も含め、事実(歴史、経験や出来事、現象など)を基にしたロジックを交えて話すのが必要かと思っています。
まあでも、自分の思考や出てくる言葉は、何かしら得た経験や知識から形成されているので、まったく出どころがないわけではないかとも思います。

やっと本題。伝え方です。
必要な情報を取捨選択しながら、正しい情報をよりしっかりと伝えたいんでした。

伝え方にはストーリーテリングが重要と言われています。
スタンフォード大学のジェニファー・アーカー教授によれば、事実だけを伝えるのではなく、エピソードを交えたストーリでは、事実だけの時よりも22倍記憶に残るとのことです。
ストーリーが人の心に響き、より伝わると。

確かに、研究データや何か実践を聞く時も、それを基にした(基になった)個別の話や、一人にフォーカスした話が交っているとより興味が引かれる。
少し意味合いが違うかもしれないけど、これは伝える時だけでなくて、自分自身も得た知識やデータに対して自分の経験や体験といったエピソードが乗ると覚えているなという実感もある。

ここまでの話を僕なりに活かそうとすると、人に何かを伝えたいときには、ただの想いや思想を語るだけでもダメで、エビデンスや事実を基にしながら自身のエピソードを交えて話すというのが、伝わりやすいのかという考えに至りました。

学術的な話の時などに言いたい主張から始めるというのもあります。
ビジネス界隈の人の話では「結果から話す」というのが推奨されているのを聞くこともありますが、ストーリーテリングを考えると、必ずしも結果を先に出さない方が良い場合もあっるらしいです。
雑談なんかも結果を先に言っちゃうと盛り上がりに欠けたりで、この辺は時と場により使い分けが大事ですね。

あとは話すときのトーン、ピッチ、スピード、フィラー(あのー、えっと等)、ノンバーバルな表出にも気を付けたい。(僕は自分の声や話し方にコンプレックスがあるが、これはまた別のお話で)
これも意識してトレーニングするとかなり変わるらしい。これをビジネスとしてやってるベンチャーもあるくらい。

こちらからお伝えする時の話し方と、雑談や双方向性の会話だとまた少しこの辺りの使い方は変わってくると思うんですね。

伝えるって難しいなあ。




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