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キャリアの棚卸し(と思いきや大学時代回顧録)|無職日記

わたしは何者で、今後どこへ行くのだろう?

と、昨日記事を公開してから少し考えている(昨日は低気圧にぼろ負けしてほとんどの時間ベッドの上で過ごし、たくさん寝たので、本当にほんの少し)。

昨日の記事▼

未来を描くのは厳しいが、自分の過去を振り返ることで見えてくるものがある、と思っている節があるので、過去にヒントを探しているのが今。

(余談だけど、ストレングスファインダーの資質2位が原点思考で、最下位が未来志向です。あからさますぎ〜)

ということで、手始めに書ける範囲でキャリアを棚卸ししていきたい本日です。
※と思って書いていたら、大学時代だけで結構な量になったのでいったん大学時代のみ……


怠惰だと思い込んでいた大学時代の価値

大学時代を振り返れば、行動自体は積極的な学生だったなとは思う。

2つのゼミにわざわざ所属し、ビジネスコンテストにも出ていた。サークルの会長になり、長期インターンをし、好きな作家さんのイベントがあれば足を運ぶ。

都内から帰るのにわざわざ電車で2,3時間かかる地元の図書館をつくるプロジェクトに参加したり、フリーペーパーを作ったりもした。

代理店が主催のなんちゃら研究所的な機関や、ライティングの教室とかも通ったり……

というと、なんかいろいろやってんなという感じだけど、こんなのは手を挙げ、足を動かせばすぐ埋まるようなことだった。内実はやりたい気持ちより、所属することや触れることに重きを置いていたなと思う。

「わたしはいい流れに身を置くことに長けていた」と、よく表現しているんだけど、ほんとにそう。

周りのモチベーションが高いことや、周囲の人の言葉に感化されて、なんとなくその船に乗ったという感覚。船に乗りこむ才能はあるけれど、操縦席に立とうとしないのが自分だった。

漫画『A子さんの恋人』で、A太郎があいこちゃんに「美術より美大生の自分のことが好きそうだね」と伝える描写があって、いつも苦しくなる。

自分は自分が好きという自意識より、何も手にしていない焦燥感に駆られていた感じ。

少なからず他人の発想やいい流れにただ乗りしたいような気持ちがあったし、肩書きや所属に安心していた。できるだけ安心材料を集めながら、努力が伴っていなかった。

だからか、自分の力で何かをやり遂げた経験がない気がする……のだけど、

ライティング教室なんかは宿題も苦じゃなくやっていたし、ビジネスコンテストのチームではアイディアこそでないものの、人の考えを聞いて理解し、整理してアウトプットするみたいなことは無意識にできていた気がする。

周りに、企画が溢れてしょうがない人、コツコツと努力が続く人、目標を掲げて邁進する人が多くいるように感じていたから、それができない自分はなんか怠惰だなって思っていた。

しかしながら、要点を把握すること、情報を整理すること、ストーリーを作ることや言語化することで困ったことはなく、目の前にある課題はパワープレイでも解決してきたような気がしている。人と話すのも苦じゃない。自分の持ってる武器って見えないものかもしれなくて、結構適材適所でやれていたのかもしれない。

ちなみに、企画はいまも頭が真っ白になるし、目標設定も苦手で、意思決定もストレスを異様に感じる……。

たぶん「流れる」は、わたしのキーワードである。

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