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転職1ヶ月記録。働く上で大切なものをもう一度考える
転職してだいたい1ヶ月くらい経つ。
業界が変わり、仕事内容も少しピボットしたものの、いままでの経験が活かせている。その経験にはスキルだけでなく、企業の規模や慣例みたいな要素も含まれていて、いままで3社過ごした甲斐があった。とにかく、パニックに陥ることなく過ごせている。
働く場所を選ぶときに、何を大切にするか。
無職期間にそう自分に問うたときに、チーム? 業務内容? MVV? 社内制度? 売り上げや業績? と、いろいろ考えたけど、今考えればやっぱり、わたしにとってはバランスなんだろうなと思っている。
業務委託で別の会社で働いているとき、その会社で働くかどうかいろいろと悩んで条件を言語化した。
▼そのときのやつ
このとき、たくさん条件が出たのも(18項目!!)、ある意味わたしらしさだったんだろう。
尊敬できる人や大好きな人とならなんでも超えられる人。その仕事にこだわりがあって、業務内容ややりたいことで仕事を選ぶ人。会社のミッションやビジョンに共感して入社する人。働き方を重視する人。給与を上げることや、とにかく上場しそうな会社を狙う人。多分どれも正解というか、その軸に間違いなんてない。
だけど、わたしの場合は、その会社の向かおうとしてる世界(納得できる方向か)と、その会社にいられるか(環境や給与、体力)のバランスなんだな〜と思えている。
転職先はどうかというと、バランス自体は整った環境になった。制度面は申し分ないし、人間関係もそこまで悪くなく、親切にしてもらっている。古い体制や腰の重いところはままあるけれど、かといって新しいものに過剰な拒否感を持つような人も少ないような気がする。
過剰な忙しさもまだないし、給与にそこまで不満もなく、現状残業も月20時間以下に抑えられて、かつ残業代も全て支給。この制度ならば、すごく忙しくなったときくらいはもう少しがんばろ〜というマインドでいられる。
何より企業自体の向かう先や作るものにリスペクトを保てていられそうなのはよかった。
他の人がよくやるように、わたしは会社を船だと思っている節がある。
船の大きさによって乗るべき人も変わるし、向き先が思ってる方向でないと不安になったり降りたくなったりする。
船に広いスペースがあればちょっとフィジカルが弱くても乗っていられる余裕があるかもしれないし、その分何かを埋める柔軟さや協調性が大切になるかもしれない。
逆に小さな船なら、たまに舵取りなんか任されても逃げないメンタルや、自分の職務プラスαで船長の手足となれる人の方が向いているかもしれない。
この船は乗っていられるか/この船の向き先はどこなのか、そんなことを自分がいうときの解像度が深まったような、そんな1ヶ月でした。
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