就業形態の多様化に関する調査【vol.2】
会社員からフリーランスに転身して約3年半。
クライアント企業は、大企業からスタートアップまでさまざま。
業種も多種多様。
やり取りする先方の担当者も、代表者からインターンまでさまざま。
先日、日本の就業形態の実態について考える機会があり調べてみたので、noteにメモ。
今回は、下記vol.1に続くvol.2。
以下、厚生労働省「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況」より。
(最新の調査が令和元年)
■正社員以外を活用する理由
□正社員以外の労働者を活用する理由
L正社員を確保できないため:約40%(最も高い、前回調査より上昇)
L1日/週の中の仕事の繁閑に対応するため:約32%(前回調査より低下)
L賃金節約のため:約31%(前回調査より低下)
□契約社員
L専門的業務に対応するため:約54%
□嘱託社員
L高年齢者の再雇用対策のため:80%
□パート
L1日/週の中の仕事の繁閑に対応するため:約37%
■正社員以外を活用する上での問題点
□正社員以外の労働者を活用する上での問題点
L 良質な人材確保:約57%
L 定着性:約53%
L 仕事に対する責任感:46%
◉契約社員、パート、派遣、出向、臨時の就業形態では、良質な人材確保が最も高い
■職種別に見た就業形態
□ 正社員の職種
L①事務的な仕事(36%)
L②管理的な仕事(21%)
L③専門的な仕事(約20%)
□正社員以外の労働者の職種
L①事務的な仕事(約28%)
L②専門的な仕事(約18%)
L③サービスの仕事(約17%)
□契約社員、臨時労働者
L①専門的な仕事(約40%、約30%)
□出向社員、嘱託社員、パート、派遣
L①事務的な仕事(どれも30%前後)
□男性の契約社員、臨時労働者
L①専門的な仕事
□男性の派遣
L①生産工程の仕事
□男性の出向社員
L①管理的な仕事
□男性の嘱託社員
L①専門的な仕事
□女性の契約社員、嘱託社員
L①専門的な仕事
□女性のパート、出向社員、派遣労働者
L①事務的な仕事
□女性の臨時労働者
L①サービスの仕事
■1週間の平均実労働時間数
□R元年9月の平均的な1週間の実労働時間数割合
L正社員:40~45h未満(約37%、最も高い)
45~50h未満(約20%)
35~40h未満(約19%)
L契約、派遣、出向社員:40~45h未満(どれも30%前後)
L嘱託:35~40h未満(約30%)
Lパート、臨時:20h未満(どちらも20%台前半)
□現在の実労働時間数についての考え
L正社員:今のままでよい(約67%、最も高い)
L正社員以外:今のままでよい(約70%、最も高い)
■賃金総額
□R元年9月の1ヶ月間に支払われた賃金総額(税込)
L正社員:20~30万円未満(33%、最も高い)
Lパート、派遣、契約:10~20万円未満(どれも40%前後、最も高い)
【vol.3】へ続く
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