本音

ちくわ。今月23歳になります。

 最近ボランティアの半分が終わりました。
てことで、そのボランティアの経験の中で感じ、考えていることを書いていく。

題名にある通り、いまから本音を書きます。

その本音とは、








”教員になりたい”







 小学5年生の時、担任だった男の先生に憧れて、中学で出会ってきた先生たちに憧れて教員になりたいと思いました。最初は直感。優しいけど厳しい、面白くて頼りになる。そんな担任の先生でした。中学の時には母親のような先生や厳しくも愛を感じる先生、親友のような先生など色んな先生に出会ってきた。高校では逆に反面教師を沢山見てきた。好き嫌いが激しく悪者扱いしてくる先生や、教員間でのいじめも聞いてた。「お前精神カウンセリング受けた方がいいよ」と言う校長も。様々な教員を見てきた。
 学生人生で出会った2人の教員を俺は一生忘れないと思う。1人は前回のブログにも書いたが、中学3年時の担任。マブダチ。
もう1人は、高校の時、進学校に紛れたゴミみたいな俺に向き合ってくれた唯一の教員。彼はもしかするともう教員をやっていない。教員との人間関係がうまくいってなかった。職員室のゴミ箱に匂いが強いゴミが捨てられている時に、周りの先生は勝手にその先生のせいにしたり、「異常だからカウンセリング受けたほうが良い」と放つ校長。卒業後、その先生がどうなったかよく知らないが、もしかすると教員をやっていないかもしれない。本気で悩んだ時も自分の人生のリアルを打ち明けてくれたり、帰ろうとしてる時にたばこ吸いに行こうぜと付き合わされたり(僕は横で話聞いてるだけ)。
 いまは、教育を学んで、現場も見てきたから、教員からするとそういう一見不真面目に見える先生は厄介かもしれないと思う。だからといって、大人が、ましてや教員がいじめをしていいはずがない。学校にはいろんな生徒がいるんだから、いろんな先生がいたっていいはず。

 そんなこんなで、俺はいろんな大人から影響を受けてきた。

 自分もそういう大人になりたい。Youtuberや芸能人みたく、顔も知らない大規模の人々に影響を与えるのではなく、出会った人たちや周りの人達に影響を与えられるような存在になりたい。だからこそこうやってブログを書いたりしている。関わった年月とか、関係性の強さとかどうでもいい。二度と会えないだろうけど大きな存在だって存在する。1年間しか関わってないけど今でも大きな存在になってる素晴らしい教員に沢山出会ってきたから。
 
 前置きが長くなったから話を戻すと、”教員になりたい”
ボランティアをやっていて、1日1日の生徒たちの表情の変化や態度の変化、学力やモチベーションの変化などを見ながら接していくことが大変ながらも楽しい。校内で「Sensei!」とか「Hi Eita miss u so much!」(呼び捨ては完全になめられてるけど笑)とか言われると嬉しいし、かわいいなあと思う。

 でも日本で教員になろうとするならば、現実も見なければいけない。今見ているオーストラリアの教育現場とは大きく異なって、勤務後や土日に自分の時間や家族との時間を沢山とれないという現実。昔に比べると、緩やかに変化しているのかもしれない。けどやっぱり、しっかりと自分の時間や家族との時間を大切にしながら、勤務中は生徒たちとの時間を大切にしているような教員の働き方を見ていると、日本の教育現場は敬遠したくなってしまうのも事実。
 勿論、教員の働き方が問題になっているのは日本だけではない。以前語学学校で日本は教員はブラックだという話をしたら、どの国もそうだった。タイも南米もオーストラリアも。教員不足や給与面、残業量など。

 ただ、部活動という文化はやはり日本特有である。部活動そのものがだめとかは思わない。自分自身部活動大好き人間だったから。笑 でもそれが無給で行われることに問題があるように思える。そしてそれに異を唱える人が少ないということ。現役教員は人生がかかってるから、変に異を唱えて失職したくない気持ちがあるのかもしれない。本当に難しい問題であると同時に、日本のお偉いさんたちは真剣に考えてほしいと思う。

 というわけで、本音では教員になりたいという気持ちもあるが、厳しい現実がある。まあそれだけでなく本当は、教員という仕事だけでなく、色々な仕事を視野広く見て、挑戦していきたいという気持ちもあり、現時点では本音よりそっちの気持ちが勝ってるということです笑
教員は上限年齢ではない限りは挑戦権がある。でも新卒枠という挑戦権は人生で1度きり。そんな感じで考えてます。

うまくまとまらない。

 とにかく、今まで出会った先生たちや、先輩や同期で教員になった子ら本当に素晴らしい信念を持っていると思う。今の自分には到底できない。
 そんな素晴らしい人たちがもっと自分らの時間を大切に働けるように、日本のお偉いさんたちは本気で頑張っていただきたい。