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【SLAM DUNK GI】20話「電光石火の宮城リョータ」
福田吉兆との対戦の数日後、Bar Mr,Buu での夜、桜木軍団が勢ぞろいしていた。
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「リョーちんが完敗だってな」水戸
「福田って陵南の結構すごかったやつだよな?」野間
「でもリョーちんも結構すごかったよな サボってたツケか。」大楠
「アネゴ元気かな?」高宮
「花道も勝てなかったんだろ?」水戸
「何だと!?」桜木
ガラガラ(ドアの音) 「いらっしゃいませー」 高宮
「あっ りょーちん!」桜木
宮城が店に顔を出した。
「よう お前ら 俺の悪口でも言ってたか」宮城
「そんなことねーよな!?」大楠
「まぁいいよ。 今は言わしておいてやる。」宮城
「今はって?」水戸
「りょーちん!! やるんだな?」桜木
「・・・・・」宮城
その決意表明に訪ねてきたのでは?
「あやちゃん、、、、、大丈夫かな?怒ったりしないかな?」宮城
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「ああ 絶対 喜ぶぞ!!」桜木
「まぁ アネゴの目に届くかはわかんないし!」高宮
「気にすんなよ!」野間
「ああ 大丈夫だ。」水戸
「・・・・」
宮城は、少し遠慮気味に話し出した。
「何かこないだ、花道と福田に会って考えたんだ。」
「何を?」桜木
「プレッシャーはあったさ。それに打ち勝つ為にはもっとがんばらなきゃって、、、思ってた。あやちゃんが側にいてくれたんだ。がんばらねー理由なんてないだろ?」宮城
「たりめーだ。」桜木
「・・・・」桜木軍団
「でもよ、、、がんばらなきゃって思ってる時点で好きでやってる奴には勝てない、、。」宮城
「ぬっ??」桜木
「・・・・」桜木軍団
「そんなことを考えた。いや忘れてたのかもしれねー。」宮城
「・・・・」桜木軍団
その場の空気が沈みかけたところで桜木が沈黙を破る。
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「りょーちん。 バスケ好きだろ?」桜木
「・・・・・誰に言ってんだ?たりめーだ。」宮城
「花道 バスケ系ユーチューバーやるよ。」宮城
「よし!! りょーちん!! よく言った! 後はこの天才にまかせなさい はっは(笑)」桜木
「はは まぁ 仕事もやめちまったからな 花道 やるからには勝ちまくるぞ!」宮城
「おうよ!」桜木
「チャンネル名は?」大楠
「決まってるだろ?天才バスケットマン桜木花道だ!」桜木
「いや お前じゃね―から!」野間
「・・・・・」宮城
「電光石火の宮城リョータ」
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「これだろ?」宮城
「おーーー。」高宮
「いいと思うぜ!」水戸
宮城リョータが始動した。
長い眠りから覚めるようにその目はバスケットマンの目に変わっていた。
「それでよ とりあえず 手始めに明日、ヤスとシオと勝負しようと思ってるんだ。お前らに撮影手伝ってほしいと思ってここに来たんだ。」宮城
「おお」高宮
「暇人軍団だからな。」野間
「やるぜ。」水戸
「俺達はダチだろ 問題ないぜ。」大楠
「サンキューな。」宮城
「電光石火の宮城リョータ」
始動のちょっと熱い夜だった。
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