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ヒヤリハット報告書レポートの自動化 / Google データポータル

うちのような工業高校では、実習の授業があります!

実習では、工作機械や様々な工具を扱うため、怪我をする可能性があります。
だからこそ、多くの工場や現場で行われているような安全教育は最初に行い、未然防止を心がけています。

その一環で、ヒヤリハットの集計を行なっていました。

ヒヤリハットとは、

ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。

ヒヤリ・ハット 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

という感じで、ヒヤッとしたり、ハッとするような経験を集約しています。

これは、ハインリッヒの法則と言って、

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。

ハインリッヒの法則 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(なんか、言い方が古臭いけど、まぁいいか🤔)

ヒヤリハットが300あると、軽微な事故につながり、そこから重大な事故に繋がるというもので、多くの製造現場でも取り入られていますよね!
(改善提案やKYTとかでも!)

うちも、(職員内で)数年前からやっていて、今年度はこの業務を他の先生に引き継ぐことになりました。
(ボクの自主的な活動だったんですけど、学校全体の正式な業務にするらしく)

やり方としては、

  1. Google フォーム で集約して

  2. Google スライド にグラフや特出事項だけ抽出

  3. 職員に示す

で、やっていたんですが。
これ、結構面倒なんですよね。

他の先生に引き継ぐということで、もう少し楽にレポート作成ができないかなと考えていました。
(仕事増やしやがってという感じになりますからね🤣笑)

と、いうことで、

  1. Google フォーム で入力

  2. 回答のGoogle スプレッドシート をデータソースにして

  3. Google データポータル で自動でレポートを作成

することにしました。

こんな感じ。

最後のモザイクは、学校の校舎マップを背景にして、バブルチャートを上に重ねました!!
これで、どこでヒヤリハットが起きたのか、軽微な事故が起きたのかが一目でわかります!
(学校が広いからちょっと小さくなるけど…。)

これは、こちらでアイデアをいただきました!↓

モザイクだとわかりづらいですよね?😅
でも、流石に校舎図はアップできないな笑

上記の画像データはサンプルです!

あ、google データポータル はこちらで↓

一度、レポートのテンプレートを作ってまえば、あとは期間を設定して勝手に集計してくれるので便利です!
自動で期間も設定して来れたりするし、自動メールで送って来れたりもするので、使い勝手抜群ですね!!😆

こちらも、色々使ってみたいと思います!!


何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️