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教科指導力のアップデート/勉強し続ける

10/1(木),2(金) 合計12時間
職業能力開発促進センター(通称ポリテクセンター)主催の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー)に参加してきました。

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教員という仕事に就いていると、毎年同じことの繰り返し。
学年が変われば範囲は変わるもの、高校トータル3年間分の内容しか教えないため、何年続けていても、その教科に対する知識は増えません。

だって、同じことの繰り返しだし。
もはや教科書見なくても、何が書いてあるかわかりますよね。

でも、工業高校で教えていて、工業技術を教えるにあたり、

日々進化している技術(もちろん普遍的な技術もたくさんある)を知らなかったり、自分の技術向上や改めて自分の技術を見つめ直そうとしないと、
何にも成長がないままだと。

ボクは思います。

今回参加したのは、

電気系保全実践技術

です。

工業関係ではない方は、

はて?🤔

となりますよね笑

いわゆる電気保全で、有接点シーケンス制御と無接点シーケンス制御において、不良品の発見や、回路の修復、作成をする技術の勉強です。

技能検定にもあります↓

これを受講しようとした目的は、

まず、この技能検定の指導者がいない。

3年くらい前までは、指導される先生がいたんですが、転勤のため、この技能検定はお蔵入り。

工業高校あるあるで、その先生がいなくなったら指導する人がいなくて、資格補習がなくなるっていうやつですね。

強い部活顧問が異動するに似ていますね。

でも、この機械保全は、結構人気の技能検定で、
卒業生がお世話になっている会社さんも、

機械保全は持ってると嬉しいねー

と言ってくれます。

それじゃ、やるか

と。

ただ、そう簡単ではないんですよね。

技能検定は、実技と学科が課されます。
さらに、いろんな留意事項も知っておかないといけないので、参考書があれば良いというものではないんですよね。

ということで、行ってきました。

来年度から指導を始めたいな。

あとは、生徒に教える前には、自分でも経験としかないと

今度試験を受けてきます。

受講してみて

技能検定だけじゃないなと。

今回は、保全に関する技術講習です。

んー、メンテナンスの方がわかりやすいですかね?

回路や部品の不良を見つけたりするんですけど、その見つけ方や癖、特徴なんかをわかりやすく教えていただき、とても勉強になりました!✏️

シーケンス関係の実習の授業でも(座学のことばかり記事にしていますが、座学より実習を指導している方が多いんです笑)、生徒に回路を組ませたりしますが、
何を気をつけなければいけないか、私が指導し切れてなかった部分に気づくことができました

これはとても大きい。

早速、来週から使えます。

このような研修は、年一回、8月に行っていたのですが、
コロナ禍でなくなってしまっていたので、とても良い機会でした。

やっぱり学ぶって面白い。

アップデート大事だね!✨


P.S.

来週、Gsuiteのワークショップを学校で行います。
この土日は準備に入ります!笑

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何かと0から1を作るのは大変だと思います。学校はどこも似たような問題課題に対応していると思います。それなのに、先生って自分だけで頑張ろうとするんですよね。ボクの資料やnoteが1になって、学校ごとの現状に合わせてカスタムしていただければと思います‼️