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【創業note】フリーランスや個人事業主の与信問題を解決します

皆さん、初めまして。
株式会社TxTo(”テキスト"と読みます)の代表田中です。
22年11月に創業したばかりのスタートアップです。

初のnoteは弊社が目指す世界、そしてそれをどう実現していくかについてお伝えできる範囲で記したいと思います。

自己紹介

まず自己紹介ですが、私の詳細な自己紹介についてはこちらのnotionにかなりしっかり書いてますので、気になる方は覗いてみてください。
(覗くぐらいの気持ちで訪問すると長くて沼るので気をつけてください…)

簡単に経歴をまとめると、下記のような感じです。

2018年に株式会社じげんに新卒入社し、不動産事業部において広告の法人営業を担当。2020年に株式会社サムライインキュベートへ転職。主にイスラエルのスタートアップに対して投資及び事業支援と、日本市場参入支援のアドバイザリー事業の立上げを推進。退職後、フリーランスを経て、2022年11月に(株)TxToを創業。

年齢は全然関係ないビジネスの世の中ですが、一般的にこの年齢では経験できないことを多くさせていただき、また本当に素晴らしい上司や同僚に恵まれ、楽しく刺激的なキャリアを送れてきていると思ってます。

とは言え実はこのキャリアを歩んできたのも学生時代から意識していた起業する際の準備段階に過ぎず、ここからが本当の意味で勝負だと思ってます。

弊社の目指すところ

■Mission
ひとりひとりの可能性を最大化する

■Vision
フリーランスの最適な与信モデルを創造する

私はフリーランスとして独立した後、フィリピンにある不動産を買うために日本の銀行で住宅ローンを借りようとしましたが、審査に落ちてしまいました。
実家も不動産経営をしていて、そこの収入を考えると全然大丈夫、むしろ正社員雇用されている方の年収の10倍の金額とかでは全くなかったので、理解できませんでした。そして憤りを覚えたとともに、この時フリーランスや個人事業主の信用問題が如実にあることを感じました。

お金を貯めた人間ではなく、
信用を貯めた人間があらゆるメリットを受け取れる時代が幕を開けた。

【引用】『新世界』西野亮廣

キングコングの西野さんがこういうコメント残してます。(実際にはクラウドファンディング文脈も強いですが)
ただ今存在している信用、金融用語で言い換えると「与信」は果たして適切なのでしょうか?

■事前審査落ちの理由
①過去に返済の遅延などをしている
②転職してからの勤続年数が短い
③他の借り入れがある
④借入額が多い
⑤個人事業主などで収入が不安定
⑥済時の年齢が80歳以上

住宅ローン審査が通らない驚きの理由!審査に落ちたときに取るべき対処法を紹介

これらの情報を中心に現在の信用情報機関が審査をしているのですが、
これらのモデルは定年退職・終身雇用が当たり前だった時代に考えられたもので、ほとんどの人がそのモデルで問題なく与信があったため良かったのです。

つまりその時のマイノリティであった、フリーランスなどの働き方(当時はそういう言葉もあったか定かではないですが)はお金を貸す側からしても労力とリスクをかけてでも貸す必要はなかったのです。

ただ今はどうでしょうか?

今回の調査で、フリーランス人口は1,577万人、経済規模は23.8兆円であることがわかりました。調査を開始した2015年と比較すると、人口は68.3%(640万人)、経済規模は62.7%(9.2兆円)増加しました。

『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』発表

この中で約半分が副業・複業(正社員雇用されている)されていると考えると、約800万人もの方が与信がつきづらい状況に晒されています。
800万人が3千万円の住宅ローンを仮に借りるとすると240兆円という規模です。

お金を貸す側もこのような方が増える=お金を貸す対象者が減る=お金を課せずに売上が減る、ので課題としては明らかにあります。
もう無視できない時代がすぐやってくると思います。

フリーランスとイメージすると、エンジニアの方やデザイナーの方などを想起するかもしれませんが、これは個人事業主のようなピアノ教室の先生やアスリートや芸能人などの方々も既存の与信モデルでは残念なことに評価されておりません。


ところでTxToって何?

TxTo…なんて読むですか?とよく聞かれるので一応改めてメンションしますと、「テキスト」と読みます!意味としては、

  • T: Tax・Trust(税金・信用)

  • T: Technology(技術)

  • x: Multiply(掛け算)

  • To: To(未来)

という意味を込めてます。

Tのーを取ることで、TのI(個人)のポテンシャルを解放するという意味も入ってます。

今取り組んでいること

そんなパーパスに向かって弊社は目下、

「個人の確定申告の常識を変えるプロダクト」

を開発中です。理由は三つあります。

①私自身確定申告を経験しており、そして周りの方ほぼ全員が確定申告という負のイベントに頭を悩ませていること

確定申告が負のイベントといえど、それがここまで負のものになっているのかと衝撃を覚え、この一言で僕はこの確定申告の負を解決したいと着火した言葉があります。

(前まで個人事業主だったけど)確定申告が嫌すぎて今雇用されてます。
色々ツール使ったけど全部使いこなせなくて。確定申告が楽になるならまた個人事業主に戻りたいです。

鹿児島県40代女性、元セラピスト

この方の人生は確定申告によって、自分らしく生きるという選択肢を諦めざるを得なかったということを知り、そしてそういう方も実は多くいると知り、ただ確定申告ができるのではなく、誰でも簡単にストレスなくできるものにしないとダメだと心から思ったのでした。

事業機会的な観点で言うと、フリーランスや副業が増える≒毎年必ず行わないといけない確定申告の申告数が増える=それだけ多くのマーケットがあり、増え続けていくということです。

②既存の会計ソフトは使いづらい・分かりづらい、税理士に依頼するには高い

既存の大手会計ソフトさんたちも機能性が高く、カスタマイズ性もあるので素晴らしいプロダクトだと思ってます。ただフリーランスや個人事業主の方にとってはどうでしょうか?
基本的に法人の経理担当者向けに作られたものですので、個人はそこまで機能は必要なかったりします。また専門用語なども多いため、確定申告初めての方や経理を経験されたことが無い方(ほとんどの方だと思います)にとっては、かなりハードルが高く使いこなせてないという声が多かったです。

じゃあ税理士さんに頼めばいいじゃないか?
頼める方は、是非頼んでいただければいいと思います。もしいい税理士さんが知り合いにいないということでしたら紹介します!
ただ税理士さんにレシートを丸投げして後は確定申告の提出までをお願いすると、平均年間20万円ぐらいはかかってきます。
基本的に年収が1千万円超えるか超えないかがラインかなと思ってまして、それ以下の方(これも多くの方だと思います)は中々頼むのが難しいと思っていらっしゃる方が多いと思います。

じゃあExcel?
複式簿記などをExcelでやるのは簡単ではないですし、帳簿をつけるのは労力がかかりますよね。

税務署に相談?
税務署の方も人員が限られていて相談が好きな時にできるわけではないですし、相談しにいくのも面倒ですよね。

③個人の財務諸表データ(確定申告に必要な情報)をベースにしながら、それ以外のデータも足していくことで新しい信用モデルを作れる

一般的なデータとしてある値と違う値の相関などを見て、今までにない新しい与信モデルのベースを作ることができます。

先ほど述べたように、既存の与信モデルは「○○商社に勤めているから大丈夫だろう」というような雇用先や雇用形態というところに信用の重きが置かれていて、正社員じゃないと信用が付きづらいのです。

では違う角度から物事を見ることによって、正しくあるべき世界にできると思っています。

一昔前までマッチングアプリで出会うことや結婚は嫌悪されていた風潮があったと思いますが、それは今では当たり前になりました。それも僕は正しい世界だと思っていて、「出会い方はなんでもいい」のです。
※かく言う僕も実はマッチングアプリで結婚しました。笑


どうやって確定申告の常識を変えるか

まだリリース前なので全ては明かせませんが、
確定申告でよくある悩みとしては、下記のようなものがあります。

  • 入力がめんどくさい。。

  • 仕訳とかよく分からない。。

  • 専門用語が多くて分からない。。

  • PCでやるのがめんどくさい。。

  • 税理士は高い。。

  • 節税したいけどやり方良く分からない。。

弊社はそれらの課題を

  • カードや電子マネーと連携で入力不要!

  • スワイプだけでOK!後は全てお任せ

  • アプリで確定申告書の作成から提出まで完結

  • 超シンプルで見やすいデザイン!

  • お手頃な値段で使える!経費にもできる

  • リアルタイムで節税額が分かる

ことによって解決します。

既存のツールよりも圧倒的に、ビックリするぐらい簡単に確定申告が終わる。そして無駄な税金を払わなくて済む、そんなプロダクトを出します。

乞うご期待。


最後に

控えめに言って、最高のチームができてきています。

CTO金丸・CEO田中・エンジニア功刀

今回起業して、改めて本当に私は人に恵まれているなと感じます。
これはチームメンバーはもちろんですが、多くの投資家の皆様にも相談させていただき、100人近くのフリーランスや個人事業主の方の暖かいお気持ちのおかげでインタビューを実施させていただき、フリーランスを抱える事務所さんやプラットフォーマーの事業者の皆様にも提携の話などをさせていただきました。
皆様、本当にありがとうございます。

自分の強みというか、できることとしては、プライドなく助けてほしいと言えることだと思います。

僕は全く完璧なCEOではありませんし、これからもなれないでしょう。
もちろん自分の理想のCEOを目指して精進しますが、完璧な人というは誰一人存在しないと僕は思ってます。

だからこそ僕は頼りたいし、頼らないといけないと思ってます。
そんな頼れる人を僕は、TxToはまだまだ探してます。

資金調達も無事完了し、ここから確定申告の常識を変えるようなプロダクトをリリースし、そして信用が適切に評価されていない現状を打破すべくより大きなことにチャレンジしていきます。

一人一人が自分らしく、やりたいことを自由にストレスフリーで表現していくには確定申告、そして信用問題は必ず解決されるべきです。

もしあなたがこの想いに共感してくれるなら、
フリーランスや個人事業主の方なら是非インタビューさせてください。
投資家の方も是非具体的なお話をさせてください。
会社のことをもっと知りたい方は是非お話させてください。


是非こちらのTwitter DMまで。



株式会社TxTo CEO 田中雄太

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