【要約】なぜ働いていると本が読めなくなるのか
はじめに
今回は、文芸評論家で作家の三宅香帆さんの著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』について解説します。この本は、私たちが働き始めると本を読めなくなる理由を教えてくれる一冊です。働くことで趣味や読書の時間が減ってしまう理由を明らかにし、その対策についても考えていきます。
働き始めると本が読めなくなる理由
1.仕事に全身全霊で取り組むことを美化しすぎている
社会では、プライベートや趣味よりも仕事を優先するべきだという考えが根強いです。この考えが、趣味や読書の時間を犠牲にしてしまう原因となっています。多くの人が、仕事を第一優先にしてしまいがちで、それが長期的には燃え尽き症候群やうつ病などの原因にもなっています。
2.本は長く、自分が望んでいない情報が多く含まれている
現代では、効率よく情報を得ることが求められています。そのため、SNSやYouTubeなどの短くて簡潔な情報に慣れてしまい、本のように長くてノイズが含まれる情報は敬遠されがちです。ビジネス書や自己啓発書のような、すぐに役立つ情報が求められる傾向があります。
3.働いてもなかなか生活が楽にならない
現代社会では、短時間で多くのお金を稼ぐことが難しく、働いても生活が楽にならない人が多いです。これが、趣味や読書に時間を割けない原因となっています。お金や時間に余裕がないと、長くて役に立つかどうかわからない本を読む気になれないのです。
どうすれば働きながら読書を続けられるのか
1.全身全霊で働かずに半身で仕事や趣味にコミットする
仕事に全力を尽くすのではなく、週3日勤務などで仕事をバランスよくこなすことが大切です。こうすることで、他の趣味や家族、友人との時間を持つことができ、燃え尽き症候群などを防ぐことができます。
2.頑張りすぎるのを賞賛する文化をやめる
社会全体で、無理をして働くことを美化する文化をやめる必要があります。徹夜して仕事をすることや、自分を犠牲にして働くことを褒めるのをやめることで、働きすぎを防ぎ、よりバランスの取れた生活を目指しましょう。
3.仕事以外のことにコミットできていない状況に疑問を持ち、バランスを意識する
仕事以外の趣味や活動に時間を割けない現状に疑問を持ち、バランスを意識することが大切です。気分よく仕事をしながら、他の時間も楽しく過ごす生き方を目指しましょう。
まとめ
本が読めなくなる理由は、必ずしも時間がないからではなく、社会の価値観や個人の働き方に起因するものです。仕事に全身全霊で取り組むことを美化しすぎること、本の長さやノイズの多さ、そして生活の余裕のなさが主な原因です。これらを解決するためには、半身で仕事や趣味にコミットし、頑張りすぎるのを賞賛する文化をやめ、仕事以外のことにコミットできるようなバランスの取れた生活を目指すことが重要です。
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