見出し画像

不登校時代の担任の先生と、今トマトゼリーで語るとしたならば。

なんで買おうと想ったんだろうか、、

そうでしたね。
高校に入って一目散に不登校になったぜりー。

高一の担任が夏休みに、、
月に二、三度の恒例行事かのように、、ぜりーと話をする機会をつくっていましたね。

夏休み。
わけもなく、暑い以外の理由でも、、
滝のように流れる汗とセーラー服で、、担任と向かいあってたぜりー。

担任の先生が買ってきてくれたんだと思うんだけど、、
あれ、、❓ぜりーがマミと買って行ったんだっけ、、?
日頃のお詫びに、、って、、買って行ったこともあったから、、朧気、、

まるで熱帯夜みたいに、、今のぜりーの頭の中が濁ってかすむ、、

今なお、、のぞきこんでも、、多分、、担任の先生が買ってくれたんだ、、そう、、多分。

あの先生は、ぜりーにレモンのゼリーと、このトマト🍅ゼリーを差し出して、、「どっちがいい?」と少し強張った笑みで尋ねてきた気がする

たしか、、うん。

私は「じゃあ🍅で。」とぽそっと言って、、
冷蔵庫かなんかで冷やしてくれてたこのMORIMOTOのトマトゼリーを食べながら、、話をしていたんだ。
甘かったことだけ・・美味しかったんだけど・・なぁ・・
あそこで食べてもなぁ😅

その風景が浮かんだから、、今買ったんだろうな。

「あなたの汗と、ゼリーについた水滴、どっちかどっちだか、、わからないわね💦🤭」

そう言われて、また傷つきながらも、、苦笑していたぜりーを今、また思い出した、、。
それは・・先生・・冗談で笑わせようとしてくれたんだろうけれど・・ぜりーは笑えなかったよ。

話をしようって言われたけれど、あのあとから心のシャッターがおりて、話しづらくなっちゃった。
先生は気づいていましたか?

「最近どう?」ってぜりーに聞く先生。
ぜりーも・・からからな元気な感じを無理やり浮かべて、、
「あんまり元気じゃないです。」って言ってたと想う。

担任は国語担当だったから・・その授業だけでも出てみればと担任に提案されて・・出てみたものの・・途中で気持ち悪くなって退出したんだった

そのあと、夏休みに突入して、、この会話。

何も発言もしていないのに・・授業でただいるだけだったのに、なんで汗が止まらなかったんだろう・・
担任との面談も・・授業も・・
ずっとふきだしていた汗・・・

こわくてたまらなかったんだ
しんどくて、不安で、
ここにいても、ここじゃないんだ私は
突きつけられてる気がして、
その場にいるだけでも、って言ったよね?先生。
【居るだけ】がどれだけ大変か、知ってましたか?先生。

って、当時はことばにもできず。

一生懸命思い出そうと今も努力してるんだけど・・かすることしかできないんだ・・
それも・・・・それだけでもしんどい。
かすってるのか、その行いなのか、どっちもがもう、、しんどい。
それでも、書き続けてみている。

でも・・ここを振り返ろうとした今の自分をほめたいんだ。
夏休み前後の私は・・それこそ不登校時代ひどかったって事柄は思い出せなくても、その結果がひどかったのは、覚えてるんだ。

なんでか、知らんけど。

今、トマトゼリー🍅改めて食べてみてわかったよ。
あんまーい、ケチャップみたいにひろがるお菓子のかおり💗
すっきりなのに、ぱくぱく。
のどごし、つるっ。
こんなに美味しいゼリー・・あんなところで食べても味しなかった。
でも、甘かったことは覚えてたよね❓ぜりー。

ただ、あぁそうだった。
担任の先生は・・ゼリーの心を少しでも晴れやかにしようと考えていたんだ。
わかってたんだ・・本当は・・・ずっと・・。
なのに、靄をかけたか、、自分の頭に。
ぜりー、ゼリーで目覚めたかい?🤣

担任からこう言われたんだ、そう・・今思い出した。いやだけど。
「あなたとの関係はプライベートじゃない。
でも仕事だからこそやりきる。ちゃんとやる。
あなたにはまだわからないかもしれない。
でも仕事だからこそ、あなたとちゃんと向き合うことができるの。
これは本当のことなのよ。
あなたに言ってること、嘘じゃないわ。
いつか・・この意味がわかるといいね。
今はそんな顔してるあなただけれど、、。
私はちゃんとあなたと話していきたい。」

ごめんなさい、先生。
そのことば・・今になって気づくとは・・想わなかった。
遅いですか?
もう手遅れですか?
あのとき、そんなこと言われても、、わかるわけないじゃないですか。
なんで、ずっと、ここに居るんですか。
そのことばをなぜ今、、浮かばせるんですか、、。

きっと、先生はこう言ってくださるかな・・
「それはあなたが、、そう気づいたからよ。
気づきたかったから、そうなっただけ。
気づいたのなら・・あなたに言った価値があったわね。
そう、20年以上経ったとしても・・忘れようと逃げなかったあなたのかちよ。
よく頑張って来たわね。」って、
ぜりーの妄想だったとしても・・なんで今、本当に涙が出るんだろう・・。

それが本当だから・・本当にのこったことばと傷だったから。
あのトマトゼリーを食べていた手のように・・うちこんでいるパソコンに💻向かう手が、、震えてた

なんでだよ、、
こんなに遅くなるのかよ、、

忘れたかったけど、忘れられなかったんだ
忘れてないけど、忘れようとしてたんだ

でもそれは、、今思い出すために、、
記憶を維持するために、敢えて一時的にそのときだけ、頭に靄をかけていただけだったんだと。

思い出すために、今までは敢えて思い出せない域にまで、ぜりー自身が、、ぜりーの無意識のうわべあたりまで、意図もせずに押し込んだのだと考えるようにしている

でもそれは封じ込めてるだけだから、、綻んでもいく
どんな行いも体験も行動や辛さとして現れる

それが中途覚醒の状態

みんな、誰しもあるんだろうね
不登校だけじゃないね

封じ込めていたら、溢れていくんだ
ほころびて、、溶けだすんだ

自分の行いによって、自らを締めつけてた
だから、、辛くても、、向き合うことにかちがある

でもね、先生
辛いよ、今でも。

美味しいよ、あの時より。
あのトマトゼリーも🍅


この記事が参加している募集

サポートしていただきたいです☆彡学習と心理を掛け合わせた教育支援を広げる活動と、様々な本の執筆に励むサポートにいたします!