はじまりの日⑦【メイの記憶】
ナツキは
お寿司が食べたかったんだよね と
その建物に入っているお寿司屋さんに連れて行ってくれました。
なんでも
彼の住む山の中では
新鮮なお魚はなかなか手に入らないとのことでした。
そうか、そういうこと気が付かなかったなぁ
そして、そのお寿司屋さんは
静かで
ゆっくり話すにはもってこいの場所でした。
ほらね、ここだったんだよ。
ここならゆっくり話せるよね
ナツキの感覚の世界に
本当にずっと驚きっぱなしでした。
雰囲気はどちらかというと
理屈から入りそうなタイプなの