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ハイラル旅行日記

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徒然にハイラル王国を旅した日記を書き残しておく
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2023年7月の記事一覧

ハイラル旅行日記(34日目)

ハイラル旅行日記(34日目)

かつて来た時は、美しい水に囲まれた村だったはずだが、川の水は濁り、今も大量の泥が空から降ってきている。人々はわずかな水で体を癒すばかり。一体何が起きているのか。そういえば、知り合いも見かけることができない。

話を聞いて回ると、王子は村の上にある公園にいるとのこと。以前は川から登ることができたが、今回は道沿いに登っていくしかない。山に沿った道も泥にゆく手を阻まれているところが多い。が、足を取られよ

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ハイラル旅行日記(35日目)

ハイラル旅行日記(35日目)

空への道のりは2度目となるが、大地と異なり目測が効きにくい。届くか届かないかが分からないまま飛び出し、大地の力に囚われる事に。
上から流れ落ちる水にのり登る、水の合間を飛ぶの繰り返しだが、先のメッセージからするとこの道のりは作られたもののはず。であれば、この先に進むことが目的とする人には必ず辿り着くことができるようになっていると考えるのが自然なのだが、天変地異でそれがどこか崩れてしまったのだろうか

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ハイラル旅行日記(36日目)

ハイラル旅行日記(36日目)

水を出すためのカラクリが用意されている。にしても不思議な作りで、異変が起こる前は一体どういう状態だったのか。そもそもは水の量を調節する仕組みで、それを利用して水が出ないように何者かがしたという事なのだろうか。元から簡単に触ることができないようにこんな仕組みがあったと考えるべきか。建物自体が半壊してロックを外すことが難しくなっているのかもしれない。

高高度の影響なのか、そもそもここが特殊な場所なの

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ハイラル旅行日記(37日目)

ハイラル旅行日記(37日目)

一体何が起きたのかが全然分からない。

気がつくと、かつて目覚めた大地に立っていた。いや、泥に侵された神殿で戦っていたはず。どこまで記憶が遡れるか試してみる。

大きな水瓶に水を注ぐため、神殿に設置されたカラクリを動作させたところまでははっきりと覚えている。水瓶の水を使い大量の泥を洗い流す場面も王子と共に見た。直後泥を吐き続ける魔物が現れ、再度泥を撒き散らかそうとするので、それを阻止すべく、仲間た

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ハイラル旅行日記(38日目)

ハイラル旅行日記(38日目)

4つ目の調査地点に向かうか、監視砦に戻るかだが、4つ目の調査点に向かう事にする。報連相からするともどるべきなんだろうが、目覚めた朝の天気があまりにも良く、馬の背に揺られてのんびりと街道を進みたい気分だったから。

そんな気分とは裏腹に、馬宿周りで仕入れた情報は少し怪しい。4つ目の調査地点だけあって、どうも怪しい動きがあるようだ。以前は村に入る時点で熱さ対策が必要だったと記憶しているが、最近はそれも

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ハイラル旅行日記(39日目)

ハイラル旅行日記(39日目)

かつて同じ相手に体を揃えた彼と再開した。しかししばらく会わなかったうちに、彼に何かがあったようだ。村での活躍は想像していたが思っていたものとは違う方向に活躍しているらしい。不審に思っている人もたくさんいるがそこには姫の存在も見え隠れしている。

以前と違い地上は冷えたとはいえ、地下はまだまだ熱いとのことなので、手持ちの鉱石を売り、熱さに耐えることができる服装を購入し、彼の元へ。

分かったことは、

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ハイラル旅行日記(40日目)

ハイラル旅行日記(40日目)

流石にあれだけで契約を結べるとは思っていなかったが、こんな地下に神殿があるとは。いつ頃作られたものなのかは想像もつかないが、他と同じように至る所が崩れている。崩れる前はトロッコが張り巡らされた立派な建物だったかと思うが、この線路がつながっていなとなるとマップに示された場所にたどり着くのまた苦労する。

神殿のあちらこちらにある炎でぼーっとしているのかトロッコから落ちることしばしば。見えていても辿り

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ハイラル旅行日記(41日目)

ハイラル旅行日記(41日目)

異変の影響が大きく出ていた4箇所の調査結果を報告。原因と結果得られた成果は大きいとの話。確かに調査の結果、封印戦争とそのときに交わされた盟約、そして、災いの復活に対抗しうる助力を得られたことは、今後の展開に大きな意味を持つ。

しかし、4箇所の調査で分かったことが別にある。かつての戦いの話を聞いて覚えた違和感。それは自身の戦いぶりが今の自分と大きくかけ離れていること。このままで、先に進むことができ

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ハイラル旅行日記(42日目)

ハイラル旅行日記(42日目)

主とした謎ではないが、残してはおけない謎がいくつもある。また、これまで周った場所で色々な情報とともにお願いされたこともいくつかある。いつまでも待たせるわけにもいかない。手持ちの地図もまだまだ未開の土地が多く残っている。聞き齧った場所すら地図に載っていない。合わせて自身が握る剣・盾・弓を扱う感覚を取り戻しておきたい。これまでの4戦で実感したことだ。このままでは強大な敵に立ち向かうことはできない。

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ハイラル旅行日記(43日目)

ハイラル旅行日記(43日目)

まず、地図を開く。南西に広がる砂漠から山脈を経て渓谷・平野、そしてその北にひろがる高地までの地図は写しとってある。が、東に広がるエリアはまだまだ未開のまま。泥から救った水の村より北エリアは全く手付かず状態。

街道に沿って北東を目指すが、一度行った東にある村を回ってゆくか、北ルートで火山の村を経由するか。

よし、歩いてゆこう。馬の速度で走ることができない風景が見えてくるはず。道すがら、その地域な

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ハイラル旅行日記(44日目)

ハイラル旅行日記(44日目)

歩くと決めて街道をゆく。途中までは以前、水の村を目指したときに通った道なので、歩くのは2回になる。街道だけあって歩きやすい。これは整備されたものなのか、皆が同じところを歩くために自然発生的に生まれたものなのか。今度地や歴史に詳しい人に聞いてみよう。とはいえ、異変の影響か道ゆく人は少ない。行商をしているのか大きな荷物を馬に積んでいる人か、探し物をしているのか独り言を独り言をつぶやきながら歩いている人

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ハイラル旅行日記(45日目)

ハイラル旅行日記(45日目)

本格的に降ってきた。しかもゴロゴロという音も聞こえる。雨宿りするにも見渡せる限りにそれらしき場所が見当たらない。馬であれば視界が悪くなる前に速度を上げて、ということもできるが今回は徒歩。速度を上げるにしても限度がある。そうこうしているうちに稲光が激しくなってきた。急いで装備品を見直す。過去の経験からかなりの確率で、直撃されるからだ。過去の経験?いつのことだろう。頭では思い出せないが、体が覚えている

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ハイラル旅行日記(46日目)

ハイラル旅行日記(46日目)

北に向かう。と、変わった地形が見えてきた。村への入り口は道が一つしか無さそう。防衛上の構造か?大きなゲートがありなかなかに賑わっている。村の真ん中に女神様が祀ってある。そして驚いたことに、色々な場所で彼が頑張っていたてている看板に描かれた人物がここに。こうしてみるとあの看板の絵の再現度の高さよ。この場所で会うとかつて一からこの村を起こした記憶が蘇ってきた。改めて見直すと随分と大きくなった事に気づく

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ハイラル旅行日記(47日目)

ハイラル旅行日記(47日目)

一度馬宿に戻ったのち、改めて進路を確認する。最北端に沿って西に向かおう。相変わらず人は少ないがその分動物を見かける。小さな動物が多いが、たまに大型の鳥や、獣がのんびりと食糧を探している。城に近いエリアに比べてこの辺りは魔物も少ないという事だろうか。

魔物がいた。いたのだが、これまでと異なり一際大きな魔物を先頭に、小さな魔物が並んで行進をしている。この行動にどんな意味があるのか。戦闘目的ではない?

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