10分日記 #83 利用率半減でも利益を生み出す新幹線ビジネス
こんばんは、
isukです。
今日の記事
今日の記事は、JR東海が2020年の1~3月期の決算を発表し、昨年度比85%減の利益となったという内容です。
JR三社の中でも一番運輸部門での利益が大きいJR東海であるがゆえの減益となったことが述べられており、今後の状況によってはさらに収益が減る可能性もあるようです。
WHY(なぜこの記事を選んだのか)
以下の理由からこの記事を選びました。
・現状の混乱の中において、特に「移動の自粛」によって、これまでの交通インフラとして機能してきた企業がどれほどの影響を受けているのかに関心があったから。
・思ったよりも利益を出していて驚いたから。
・現在の政府の対策によって人命を守ることはできるかもしれないが、今回の記事のように減益となった金額は一体誰が補填してくれるのか、気になっているから。
HOW(この記事からどのような学びがあるか)
確かに、統計が取られたというか、今回利益が発表された期間はまだこれほどまでに大規模に移動や経済活動が規制されていない状況ではあったが、一ヶ月分の利用率が半分以上減った場合であっても黒字の経営が可能である、
「現物」が存在するビジネスの強みを肌で感じる機会となりました。
これまで、情報化社会の進行によって、「モノ」を持つという行為自体が危険視されるようなことも多かったですが、そうでない場面もあるのでしょう。
今後の状況によっては4-6月期にJR東海が赤字を出すことはほぼ間違いのない事実であるかもしれませんが、そうであっても一度インフラとして完成してしまい、機能しているものは価値が下がらないということを感じました。
そういう点が「現物」ビジネスの強みなのかもしれません。
少し前まではこんな状況に陥るなんて誰もが予測できなかったようなVUCAな時代において「絶対」ということがあり得ないことを再確認するとともに、
それぞれの物事の強みや弱みをしっかりと理解して、いかにリスクを抑えた行動ができるのかということが大切なのだと実感しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?