10分日記 #75 ブロックチェーン技術がもたらす世界の「ムラムラ化」
こんばんは、
isukです。
今日の記事
今日の記事は、ブロックチェーン技術を用いて、電子書籍であっても中古品を転売することを可能にし、その利益を著作者と二次創作者に行き渡るような仕組みが作られつつある、という内容のものでした。
フランスなどの欧米諸国では絵画などの芸術品が転売される際に著作者に売り上げを還元する制度が整備されていましたが、日本ではそのような制度が整備されてきませんでした。
そんな市場に対し、ブロックチェーン技術を用いて誰がどのように手を加えたのかなどの情報を付与することによって、二次取引以降を可能にしているそうです。
WHY(なぜこの記事を選んだのか)
以下の理由から選びました。
・電子書籍におけるトークンマーケットが少しづつ作られつつあるという現状を認識し、焦りの感覚を持ったから。
・電通、博報堂などの大企業もこの市場に進出してきているということに恐怖を感じたから。
・「技術によって消費の形が変わる」ことを予感させているから。
HOW(この記事からどのような学びがあるか)
常識が変わる瞬間に立ち会うことができると感じました。
例えば、どんな有名人が読んでいたり、どんなに尊敬する人が落書きをしている本であっても、今までは欠損品として、価値が下がったとして扱われてしまってきていました。
例えば、東大主席が使っていた赤本も、書き込みがあるからと価値が下がってしまうというようなことです。
しかし、今回のように
・誰が情報を加えたのか
・どのような価値が書き加えられたのか
という情報を蓄積していくことによって価値が正しく扱われる可能性が増えてくるように感じました。
先ほどの東大生の例で言えば、東大主席が書き込みをした赤本が東大を志望している受験生に定価の10倍で売れる、と言ったようなイメージです。
ある意味、昔のような「小さなコミュニティ」での価値がさらに重視されるようになり、それを可能にする取引のプラットフォームも掲載され、もっともっと価値や物の取引がクローズドな世の中になるような気がしています。
そんな世の中で成果を上げていくのは、以下のどちらなのでしょうか?
・すべての人が80点をつける当たり障りのない製品
・一部のマニアは心から愛してやまないから200点をつけるけど、価値を感じられない人からしたら20点しかつけないような商品
これまでの高度経済成長期のような、大量生産大量消費の時代であれば間違いなく前者であったとは思いますが、今後の世の中では後者がより強みを増してくると考えます。
そう言った、正解がないとか、誰からも好かれるということの価値が下がってきた時に必要になることが自分を確立することや、信念を持って生活すること、それを発信して、自分にあったクローズドな環境を見つけ、そこに移動し続けることなのではないかと感じています。
ですので、より多くの情報に増えて自分の考えを持ち、それを心から間違いないと言えるようになるために、行動を起こし続けていきます。
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