寿司ろうスシロー

緊急事態宣言が解除されたのもつかの間、東京アラートとやらが発令されました。何やらスカイツリーやレインボーブリッジが赤く染まるらしいですが、スカイツリーはともかくレインボーブリッジは「レインボー」であれよ、と思ってしまいますね。

仮にこのままレインボーブリッジが赤いままだと、赤色以外のレインボーブリッジを知らない「レッドブリッジ世代」が誕生してしまうわけですが、そうなった場合に「俺の若い頃は七色に光って封鎖されたもんだ」といった老害ムーブをしないように気をつけたいです。

とにかく赤色っていうのは警告色とも呼ばれ、本能的に危険を察知したり、興奮を促す色としても知られています。道路標識の「止まれ」なんかがいい例ですね。確かに赤色は興奮を覚えます。焼いた後のステーキよりも、焼く前のステーキの色味で良い肉かを判断してしまう「レッドステーキ効果」も有名ですね。

肉といえば我々人間は牛肉や豚肉、鳥肉を想像してしまいがちですが、魚も立派な肉と呼べます。魚肉ソーセージがソーセージの劣化版として扱われている不憫さは拭えませんが、あの食感は海に生きるモノにしか出せない、魚の余裕を感じます。


さて今日のサンシンですが、昨日サボってしまった分、文量を多めにがんばります。あと、「レッドステーキ効果」なんてものはありません。ステーキは旨い、ただそれだけです。


いいこと①
夏のBGMを窓辺から流すと作業が捗った

今日も今日とて在宅勤務。それに加え、今日は特にマストのタスクはなく、今後使うであろう資料の作成と、あれば役立つフォーマットの作成とエクセルのマクロの作成を主にしていました。そんな中、作業用BGMにしていたのがこちら

夏の海が見える、誰もいない部屋で聞こえる音。風に揺られた風鈴が、綺麗な音を奏でる。木々の向こうに見える海からは、波の音が聞こえ、上空を飛ぶ「うみねこやカモメ」の声が聞こえてくる。蝉の声は絶える間も無く聞こえる。大きな入道雲や、白い波が立つ海。見慣れた原風景で癒される。動画の音声は、夏に江ノ島に近い片瀬海岸の雑木林で録音された音です。(風鈴は別録り)改めて音源を聞いてみると、街中と違いひっきりなしになくの声に驚きました。蝉に限らず、様々な虫が鳴いています。 ー概要欄より

なぜこの動画を流しながら作業が捗るのかというと、PCの作業って、視覚的情報はPC画面が9割近くを占めていると思います。そうなると、住み慣れた部屋でも、カフェでも、どこでもほとんど変わりありません。何が一番影響されるか、それは聴覚的情報です。曲を流しながらだとどうしても歌詞が脳内で流れてしまうし、ドラマ・ラジオを流しながらだと、どうしても俳優・パーソナリティーの顔が思い浮かびます。そうすると、環境音についての作業用BGMは、その環境に自分が置かれていると脳を錯覚させることができます。

その理論でいくと、この動画を窓辺から流すことで、私の脳はこう錯覚します。

私は今、8月頭、海辺の木造建築の家の窓辺で、海を眺めながら、かもめとセミの鳴き声、それに風鈴の音を聞きながら作業をしている。

しかし実際は6月の頭、気温は最高で29℃。こうなると脳は、上記の条件なのにやけに涼しいな、と感じるようになります。こうなれば完璧です。久石譲が奏でるような夏の情景なのに、体感温度は真夏にしてはかなり涼しい、理想的な夏の完成です。

あとはキンキンに冷えた麦茶を飲んで、ノータスクでフィニッシュです。(サマーの虎)

いいこと②
寿司おいしすぎ

なぜまえがきで長々と赤色と肉について語ったかと言うと、赤⇛肉⇛魚⇛寿司といった、春日部在住の国民的5歳児よりも短絡的なムーブをしたからです。

唯一の免罪符は、一番近いスシローが家から3キロほどに位置するのに対し、あえてその倍の6キロ先の店舗に自転車を漕いで行ったことですが、そんなことで神は私を赦してはくれませんでした。

プロスシラーの私は、スシローのためなら全てに全力を注ぎます。アプリでの席予約もその一つです。もちろん私はアプリで事前に時間と人数(1人)を予約し、数10分待っているであろう親子連れを横目に、入店5分ほどで席に案内されました。

ところが、案内されたのはどう見てもカウンターのブースではなく、ファミリー層でギチギチのテーブル席でした。唯一の救いは一番奥のテーブルだったので、手前側のソファに座ることで、好奇の視線を背中でシャットダウンできることでした。なので、壁を向きながら虚無と一緒にお寿司を食べました。

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神はどこまで僕らを試す。

そんな僕をあざ笑うかのように、お茶用の湯を出すボタンからは水が漏れ、タッチパネルの感度は最悪、そのタッチパネルも音量が極小で、頼んだ皿に気付けずに2回スルーしました。ただ、寿司はへそが取れるくらい美味しかったです。一番美味しかったのは桃のパフェでした。美味しすぎて写真を1枚も撮っていません。

好奇の目で背中が焼け落ちる前に会計して帰りました。中学生くらい食べたので、気持ち遠回りして家に帰りました。


いいこと③
体内時計が完璧だった

糖質バク上げで遠回りをして帰っていると、ふと今の時間が気になって、時間当てゲームを始めました。

時間当てゲームとはその名の通り、現在の時間を当てるゲームなのですが、今日の判断材料は3点。

①家からスシローまで約30分
②最後のパフェを食べ始めたのが19時23分
③行きよりも少し遠回りをしている

この時点で家まで約10分の場所にいたので、大体20分は漕いでいるだろう。パフェを食べ終わって店を出るまでで10分経過しているだろう。両方の予測と、これまでの経験則から+5分して、19時55分だと予想。丁度信号が赤になったので、スマホで確認するとなんと19時55分ジャスト。

久しぶりに鳥肌が立ちました。寿司の後なので鮫肌でもいいです。

0分未満の誤差、それすなわち誤差なしと言えます。誤差ゼロ。ゼロということはカロリーゼロ。今日の寿司はカロリーゼロです。


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