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(新卒向け)映像制作経験ゼロの底辺大学生がテレビ業界、番組制作ADになるための就活マニュアル (準備編①)

はじめに

はじめまして!ヨナです。

本アカウントはテレビ業界、番組制作ADになりたい人向け就活マニュアルを配信しようと思います。

この投稿を今あなたがご覧になっているということは、おそらく本格的にテレビ業界を目指しているのかなと思います。テレビ業界に就職するためにはどうしたらいいのか、それをネットで真剣に探してこの投稿に巡り合えたということだと思います。もしそうでない場合、つまり就職したい業種とか特にないからテレビ業界を目指している方は、はっきり言います。このアカウントを見ずにそっとネットを閉じてください。

これから私が紹介する就活突破術は、私が実際に60社のテレビ業界の企業のES、50回以上の面接を通過して学んだコツをもとに作られています。ここでの投稿と私のインスタグラムアカウントでの投稿を利用して真剣に就活に挑めば、高確率で就活を成功させることができると考えています。

しかし、多くの就活生がこの投稿を読んでしまうと効果が薄くなってしまいます。ですので、本気でテレビ業界に就職したい方のみお読みください。

あなたが本気で就活を成功させたいと考えているなら、私は全力であなたに「コツ」を提供いたします。よろしくお願いいたします!


さて、

テレビ業界、制作ADについて皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。大変?薄給?寝れない帰れない?地味?いろいろな印象をお持ちだと思います。今挙げた印象はずばりすべて正しいです(笑)。給料は安いし、残業は月に何十時間も。。職場に寝泊まりすることもあるし、祝日だからって家に帰れません!

はっきり言って、自分の時間を大切にしたい人や休日が欲しい人、9時に出社して18時に帰りたい人にはお勧めできません!

そのようなテレビ制作の裏側をきちんと知らずに就職する人が多いため、テレビ業界は毎年多くの転職者が出ています。

そんなに大変なテレビ制作ですが、ちゃんと魅力もあるのです!憧れの芸能人と一緒に働けたり、自分の作った映像が日本中の人々に見られたり、実力さえあれば周りの友人の給料をはるかに超える金額を稼げることもあります。女優と付き合えるなんてことも。。。

このようないい印象だけが独り歩きして、毎年多くの就活生がテレビ業界を目指してきます。近年はコロナの影響もあり、テレビ業界への就職は一段と厳しいものとなっています。

本アカウントはコロナの影響をもろに受けた22卒の私が、大手番組制作会社に内定をいただけた「コツ」を伝授いたします!


今後の配信

次回からは

・「準備編②」:番組制作会社の種類、登録すべき企業情報サイト、インターンは行くべき?、大学1,2,3年からすべきこと、その他準備すべきもの等、実際に私が大切だと感じた就活の前準備をご紹介します。

・「ES編」:ESとは?、ESの書き方、ESで聞かれること、ESでとらえるべきポイント、動画提出課題、企画書提出課題などのコツを詳しくご紹介します。

・「テスト編」:せっかくESが通ったのにテストなんかで落ちたくない!!そんなあなたに教える! 玉手箱?デザイン思考テスト?、勉強すべき事柄、テレビ業界ならではの問題とは?、おすすめの教材、など詳しくご紹介します。

・「面接編①(一次面接、二次面接~)」

・「面接編②(最終面接)」:面接で聞かれること、グループディスカッション?、グループワーク?、面接のコツなど詳しくご紹介。

・「実践編①」

・「実践編②」:50回以上の面接を受けた私が考える最強の「面接赤本」

と配信していきます。


目次

1, 自己紹介

2, テレビ業界の現状

3, そもそもテレビ業界で何をしたい?

4, テレビ局か、番組制作会社か

5,番組制作ADに求められる人材とは? 


1, 自己紹介

名前:ヨナ(22卒)

映像制作の経験:ゼロ

取得済み資格:日商簿記検定3級と普通自動車第一種免許

英語:ほぼできません

大学生活:ほぼ何もしてきませんでした(笑)

アルバイト:接客業を4年間

サークル:バスケットボールサークルを4年間

趣味:魚釣り、旅、小学4年生から始めたバスケットボール、散歩、面白いニュース漁り、映画鑑賞など

就活において、目立った活動(ボランティアや留学など)は必要ではありません。必要なのは「業界が求める素質と自分の性格の共通点を探ること」です。難しい言い方になってしまいましたが、これは後々紹介いたします。


2, テレビ業界の現状

元々、テレビ業界への就活は難しいものでした。憧れの芸能人と一緒に働けたり、自分の作った映像が日本中の人々に見られたりするので、就活生に人気の職種だったからです。

そんな人気のテレビ業界は、他業界と同様にしっかりコロナの影響を受けました。

例えば撮影の際には海外はもちろん、国内地方ロケもできず、利用映像に制約が出る状況となっています。

大手民放の2020年9月中間決算を見てみます。

日本テレビHD…売上高1744億円(前年比-16.8%)、純利益△56億円
フジ・メディアHD…2468億円(前年比-22.0%)、純利益54億円(前年比-81.2%)
テレビ朝日HD…1390億円(前年比-22.5%)、純利益△419億円
TBSHD…1494億円(前年比-15.5%)、純利益59億円(前年比-11.8%)
テレビ東京HD…643億円(前年比-10.1%)、純利益10億円(前年比+173%)

テレビ東京以外の大手4社は、軒並み減収減益であったことがわかります。一番の理由はCM収入が大幅に減少したこと。コロナ禍でスポンサーの売り上げが落ち、広告宣伝予算が削減されたことが痛手となりました。

テレビはCMによる収入を利用して番組を作っているといっても過言ではありません。つまり、CM収入が減るということは番組1つあたりに割り当てられる予算が減少します。予算が減れば、番組に携わる「番組制作会社」を含む多くの企業の売り上げも減少するのです。

(余談ですが、このようなテレビ業界が抱える現状を打破、改善するために必要なことは何か?ということを聞かれたことが何回かあったので考えてみてください!)

業績の不振は同時に新卒採用にも影響します。業績不振が原因で新卒採用を実施しない企業はほぼございませんが、採用計画の人数を減らす企業が一定数存在します。

特に、コロナによる業績不振が続き、今現在も回復の見通しが立っていない現状では映像経験ゼロの就活生が採用される可能性は低くなる、と業界関係者から伺いました。即戦力として使える人材が求められているらしいです。

暗い話が続きましたが、安心してください!業界問わず、就職活動はコツを掴めさえすれば突破できます!これから学んでいきましょう。


3, そもそもテレビ業界で何をしたい?

「あなたはテレビ業界に入って具体的に何がしたいですか?」 この問いにすぐ答えられる人はここは読まなくても大丈夫です。漠然とテレビに携わりたいと考えている人は読んでください!

テレビとは多くの人、お金、時間を費やして制作されています。今回、テレビは一体どのような人達が携わっているのかを紹介していきます。やりたい職種を明確にすることは、就活を成功させる第一歩となるのでしっかり勉強していきましょう。

1,プロデューサー(P)

番組制作の指揮を取る番組の責任者です。企画の立ち上げから携わり、制作スタッフや出演者の選定、番組の曲選びなど幅広く関わります。 中でもスポンサー企業をまわり、お金を集めてくることがプロデューサーの最も重要な使命です。プロデューサーは番組ができる前から番組終了後も仕事があり、多岐にわたる関係者の状況を把握するなど、その仕事が多忙かつ責任があります。

2,ディレクター(D)

番組の演出を決めて実際に番組を制作する「現場監督」です。プロデューサーと違い、実際に映像を制作するので言わば「職人」のような感じです。

上記二つの職種を希望する場合は、大体AD(アシスタントディレクター)から始めます。ADとは、Dの表現したい「映像」を実現させるために、すべきことをすべて行う人のこと。ネタ集め、やロケ地の撮影許可や取材交渉など多岐にわたります。

Pになりたい場合:AD→AP(アシスタントプロデューサー)→Pと経験していく

Dになりたい場合:AD→Dと経験していき、最終的に総合演出となる可能性がある。この2つの職種は後々に転向が可能。

3,アナウンサー

テレビ局に就職します。かなり倍率が高く、アナウンサーを目指す人は新卒時に受けることをおすすめします。アナウンサーの多くは、アナウンサー専門学校で技術を学んでいます。

4,技術スタッフ(カメラマン、音声など)

カメラマンを始め照明や音声、映像編集、タイムキーパーなど専門性の高い技術を要する職種です。機材や操作など詳しい知識と経験を必要とする職種です。

5,経営戦略、営業、人事、総務、法務など

一般企業と同じく人事や総務など一般的な部署や、全体の経理や経営戦略を考える部署などもあります。

大雑把ですが、大体このような人たちが番組を作っています。自分がどの仕事をしたいのか、少しは明確になったでしょうか。


4, テレビ局か、番組制作会社か

就活中、テレビ局か番組制作会社かどちらに行くべきか迷うことがあるかもしれません。今回は①特定の職種に確実につきたいのか、②給料、③今後の業界の行く末、この3つの観点から考えたいと思います。

①特定の職種に確実につきたいのか

テレビ局に入社すると様々な部署へ割り当てられます。入社時に部署の希望は出せますが、基本的に会社から配属された先で就業することになります。つまり映像制作、番組制作の部署に行きたいと考えている人が、実際は入社後全く違う部署に配属される可能性があるのです。一方、番組制作会社や番組制作における技術の専門会社に就職した場合、ほぼ必ず希望の仕事をすることができます

②給料

金銭面はテレビ局が有利です。テレビ局局員なら30代で年収1000万円を突破できる、などという噂を耳にしたことがある人もいるでしょう。一方、一般的な番組制作会社社員の年収は300万円から600万円ほどと考えておいてよいでしょう。ただし、東京に本社がある大手の番組制作会社と地方の番組制作会社では収入に大きな差があります。基本的には、東京のほうが給料は高い傾向にあります。しかし、年間どれだけの番組に携わったかによって年収はある程度上下するので、1000万円を目指そうと思えば番組制作会社でも可能です。

③今後の業界の行く末

昨今「テレビ離れ」という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。実際、テレビを見る国民は減少しており、若者の中には家にテレビがない環境で暮らしている人も多いそうです。今後益々「テレビ離れ」が深刻化し、テレビ業界が縮小していった時にどちらの方が業界転換や業界進出がしやすいのかというのも判断材料となると思います。


5,番組制作ADに求められる人材とは? 

テレビ業界、特にアシスタントディレクター(AD)に求められる素質はどのようなものなのでしょうか。業界に求められる素質を研究することはどの業界の就職活動においても非常に重要なことです。これを知らずにESや面接を受けても通る可能性は低いでしょう。

私が思うADとしての素質、それは「好奇心の旺盛さ」です。私にとってADは、Dになるための修業期間であり、日々多くの勉強が欠かせない毎日となると思います。そういった日々を乗り越えていくには何事にも興味が持てる性格というものが重要になってきます。また、ADの仕事として「ネタ集め」があります。面白い情報をネットなどの情報源から集める作業のことですが、このような作業においても「好奇心の旺盛さ」が非常に役に立つと思います。

しかし、この答えは一つではないですし、可能なら企業によって使い分ける方がいいでしょう。なぜなら番組制作会社と一括りに言っても、バラエティ番組に強い企業だったり、ニュース制作に強い企業だったりと様々な特色があります。そういった企業ごとの性格をホームページなどから調べ上げ、どんな素質が求められているのかを考えます。

では、私が実際にテレビ業界の就活で役に立ちそうな素質を挙げてみます。

・好奇心の旺盛さ

・コミュニケーション力:カメラマンや音声、プロデューサーなど、様々な役割を持つ人々と一緒に仕事をするから。

・行動力:多くのことを吸収する期間であるADにとって重要。

柔軟性:ロケ先でのハプニングに柔軟に対応できる能力は必要。

・体力、精神力:ADは体力的にも精神的にもきつい

・計画性:番組制作は前々からの緻密な計画によって成り立っている。

簡単に例を挙げました!これらの素質と自分の過去の行いを照らし合わせることでESでよく登場する「自分の強み」や「自己PR」に活かせます!


今後の配信

次回からは

・「準備編②」:番組制作会社の種類、登録すべき企業情報サイト、インターンは行くべき?、大学1,2,3年からすべきこと、その他準備すべきもの等、実際に私が大切だと感じた就活の前準備をご紹介します。

・「ES編」:ESとは?、ESの書き方、ESで聞かれること、ESでとらえるべきポイント、動画提出課題、企画書提出課題などのコツを詳しくご紹介します。

・「テスト編」:せっかくESが通ったのにテストなんかで落ちたくない!!そんなあなたに教える! 玉手箱?デザイン思考テスト?、勉強すべき事柄、テレビ業界ならではの問題とは?、おすすめの教材、など詳しくご紹介します。

・「面接編①(一次面接、二次面接~)」

・「面接編②(最終面接)」:面接で聞かれること、グループディスカッション?、グループワーク?、面接のコツなど詳しくご紹介。

・「実践編①」

・「実践編②」:50回以上の面接を受けた私が考える最強の「面接赤本」

と配信していきます。


最後に

冒頭でもお伝えしましたが、本アカウントは「本気で」テレビ業界に就職したい方向けのものとなります。

現代は転職をするのが当たり前の時代ですし、幸運なことに日本に生まれた我々は簡単に食べ物に困ることはないでしょう。ですので新卒採用で手を抜くこともありだと思います。

ですが短い人生を全力で行きたい人、大きな夢のある人、後悔したくない人は是非、就職活動という人生の転換点を悔いなく過ごすことをお勧めします!

ありがとうございました!!!!!!

ヨナ

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