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新入社員を潰す既存社員

こんにちは。
会社員つつおです。

秋採用が活発になってきました。
毎日面接のスケジュールが詰まっており、体調管理を一層気をつけなければならないと感じています。

さて、今回のタイトル通り、最近社員の話を聞いている中で「おやっ?」と思うことがあったので、モヤモヤした気持ちを少し整理してみたいと思います。


①「~さん、前職では××だったそうだよ。多分、うちでも××だろうね」

××の部分はネガティブな要素です。

過去の職場での経歴や、知人からの情報に基づいて、新入社員についての予測を立てることはあるかと思います。情報を収集すること自体は問題ありませんが、問題なのは自身が経験していない情報に基づいて決めつけをすることです。

事実かどうか分からない情報を疑うことなく「あの人は〇〇らしい」という決めつけで新入社員を受け入れようとする既存社員がいます。

事実や根拠の不確かな情報をなぜ疑うこともせずに飲み込むのか不思議です。もしも事前情報が誤っていた場合、どのように対処するつもりなのでしょうか?

自分たちの職場の仲間が、他の会社や部署の人から根拠のない噂を立てられた場合、きっと「事実でないのにふざけるな!」と怒ることでしょう。

自分が見聞きしていない情報だけで決めつけるのはダメ・ゼッタイ。


②「~さん、うちのやり方を全然理解していない。もうダメかもしれない」

入社3日目に、中途採用社員の教育担当がこんな発言をしたのを聞きました。既存社員たちが、自分たちの日常が新人にとっても理解しやすいと期待しすぎているようです。

でも、そんな社員に尋ねてみたいことがあります。「君たちは入社3日やそこらで企業文化や社風をすべて吸収できましたか?」って。多分、ほとんどの社員が「NO」って答えると思います。

OJT期間中は、お互いが理解し合う大切な時期であることは間違いありません。しかしそれを数日で諦めて「新入社員はダメだ、何も理解していない」と言うのは、教育担当が役割を果たせていないことにもなると思います。もちろん新入社員も吸収していこうとする姿勢が必要ですし、教育担当以外がサポートしていく必要があるのは言うまでもないですが。

(新人目線の記事はこちら⇩)

以上が最近感じたことです。
採用難の時代に入社してくれる社員を、自社を選んでくれる社員を大切にしたいと思います。

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