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もつれる ♪ ロン毛 ♪

ロン毛猫 の メインクーンと、もう14年を 共に暮らしています。

猫とは、はたまた不可解な 生き物で、こちらの気持ちを知っていながら、
知らない振りをしてる様な 目線を 送ってくること があります。

今や、冬毛で伸び放題だった輪郭は、フクロウ化しておりました。
嫌がるので、ブラッシングさせてもらえないお腹や、手足の付け根。
それはもう、フエルト化した状態をバージョンアップし、球状に固まっておりました。

2人掛りで、地道に、かつ大胆に、切り取っていきました。
時には「ゴロゴロ」、時には「ウーウー」言いながら、嫌がっておりました。
なんで、嫌なのに「ゴロゴロ」言っちゃうのかも不可解です。

とても優しく おとなしい彼が、途中一回、私の指を噛みました。

初めての事で驚き、叱りました。
それからしばらく、
頭をうずめて、申し訳なさそうに、おとなしくカットさせてくれました。

その様子に、なんか、こちらが、申し訳ない気がして、何度もごめんねと言っちゃいました。
「でも、あなたのためだから」「いじわるしてるわけじゃないよ」
とか言いながらの毛玉のカットは.、1時間以上になりました。

嫌だったろうと思うけど、解放されても 遠くには逃げないのが彼の常です。

甘えたいときは声でも、目線でもアッピールして来る。
でも、近すぎるのは嫌、今日は気分じゃないしと あからさま。

不可解なんかじゃなく
いつも彼は 猫的思考で、ソーシャルディスタンスを保っているのです。

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