【読書メモ】『フットボールタイム - たとえばこんなワールドカップ』(著:川端康生)
昨日は久々に代表戦をライブにて。完全に横綱相撲って感じの強い試合内容でした、個人的には堂安君の安定っぷりがよかったなぁ。2026年大会に向けた最終予選はパリ五輪後の9月以降の予定なのかな、各世代での選別を経ていいチームとなっていくとよいなぁ。
先のカタール大会では、それまで良い結果(決勝トーナメント)とイマイチな結果(グループリーグ敗退)を繰り返していた代表が、ロシア大会に続いて連続しての決勝トーナメント進出、との成果を出していることからも期待していたりも、、久保君も全盛期に入りますし。
なんて『フットボールタイム - たとえばこんなワールドカップ』との一冊を思い出しながら、、舞台は2006年のドイツワールドカップ、ちょうど息子が生まれた年で、なんかユニフォームのベビー服を着せていたような覚えもあります。
読書の際、じっくりと読み進める場合と微熱に浮かされたかのように全てを放り出してしまう場合の2パターンに大体分かれます。
前者は通勤時などにほちほちとマイペースに。後者は通勤だろうが食事中だろうがお構いなくにペース配分も考えず。本書は確か、購入したその日に読みきってしまった覚えがあり、後者に属するのかな。
まず印象的なのはその表紙、そして冒頭の数枚の写真。起き上がれない中田選手、ジダンとワールドカップ、3位決定戦の上川主審、そしてイタリアの歓喜。
舞台となる2006年ドイツワールドカップ、著者・川端さんのドイツでの奮闘、そして中田選手への想い、それらが万感を込めて綴られていきます。
当時自分が感じていたことなどと重ね合わせながら、頁を捲る指が止まりませんでした。「ここは同じだなぁ」「そこはちょっと違うなぁ」「あれはそうだよなぁ」、、万華鏡のような「夏」がこめられている、その彩ととともに、なんて感じた一冊です。
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