ふじた@陽の者

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ふじた@陽の者

コンビニの店員を16年ほどやっています。 小説もたまに書きます。 オタクとしての顔もあります。 野球、小説、美味しいもの、アイドルなど。 好きなものを書いていきます。 コンビニ店員になりたての方やコンビニを利用される方に役立つ情報も発信したいと思います。 よろしくお願いたします。

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ついにローソンも上場廃止

コンビニ大手のローソンが、株式の非公開化を決めたようです。  コンビニ大手で言えば、2020年のファミリーマートに次いでの上場廃止ということになります。 消費者の側で考えると、経営に関する決定が早くなる分小回りの効いたサービスの展開を期待できそうです。  これでコンビニ大手3社は全て上場廃止となり、競争は更に激化することが予想されます。  1位の座に居続けてきたセブン-イレブンも、うかうかしていられないかもしれません。  セブン-イレブンでは久しぶりに紙ベースでのクーポ

    • 大谷選手の球宴に関するニュースについて

      大谷翔平選手の、ホームランダービー辞退がニュースになっていました。 今シーズンの活躍を見ていると忘れてしまいそうですけど、大谷選手は現在『リハビリ中』の『投手』なんですよね笑 ホームランダービー参加者は、その後のレギュラーシーズンで調子を落とすと言われていますし(ホームランダービーの呪いなんていう言葉もあるようです)、今回の辞退は致し方なしといったところではないでしょうか。 もちろん見たくないのかと言われたら見たいですけど、それで調子を落としたら本末転倒ですからね。 個

      • 『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第十一話(完結)

         その後二人は無言で、薪条南署に戻った。目的を知らされていない三島は『ちょっと待っていてくれ』という宮越のメモに頷き、車に残った。 『公安です。会話が聞かれている可能性があるので、可能な限り無言でお願いします。先日捜索した松田浩司さん宅の遺留品はどちらにありますか?』  訪れたのは、遺留品を管理している倉庫。出迎えた職員にメモを見せ、案内してもらった。段ボールを三つ持ってきた職員は、宮越のメモを拝借し、『何をお探しですか? お手伝いします』と書いた。  宮越の返事を見た職

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          私が今日いただいたのは

        ついにローソンも上場廃止

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          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第十話

          『おい! 探偵!』  啓志が考えていると、携帯から宮越の声が聞こえてきた。そういえばまだ通話状態だったと気づいた啓志は、そっと通話終了のボタンを押そうとした。 『今、切ろうとしただろ! わかるぞ! なんとなく!』  啓志は周りを見回す。当然なのだが監視カメラはない。ここ数日のうちに啓志の行動パターンを洞察できる特殊能力でも備わったのだろうか。宮越を見ていると、人間の可能性というものを感じざるを得ない。 「で、なんですか?」 『おいおい、随分な言い草だな。スピーカーホン

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第十話

          いや、でもさすがに何も書かずにはあれか…w そのうちXでのとりあえずの最後の投稿をしようと思います。そのうちね

          いや、でもさすがに何も書かずにはあれか…w そのうちXでのとりあえずの最後の投稿をしようと思います。そのうちね

          SNSはnoteだけにしました。 リンクを貼っていたSNSから覗きに来てくれた方に伝われば良いかなと思い、何も言わずにばっさりと笑

          SNSはnoteだけにしました。 リンクを貼っていたSNSから覗きに来てくれた方に伝われば良いかなと思い、何も言わずにばっさりと笑

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第九話

           同日。夕暮れ時。薪条南署前には校長逮捕の一報を受けたマスコミが集まっていた。会見を予定していなかった薪条南署としては早急にお引き取り願いたいところではあったが、親しみやすい警察を掲げている手前門前払いもできない。副署長が玄関でまとめて質問に答えることになった。 「逮捕は薪条南高校校長、高田 正臣(タカダ マサオミ)。六十二歳。容疑は横領と文書偽装です。二年前の九月、十月に行われた不明瞭な会計を捜査員と学校関係者が調べたことによって判明いたしました。詳しいことは後程広報から

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第九話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第八話

          「まぁ、それも価値観の違いだ。まぁ、こう考えているおじさんもいるんだということを頭に入れておいてくれ」  店主は珈琲を持ってきた盆を提げて、カウンター内に戻って行った。高い志を持って公安に飛び込んだ若者にとっては、なかなか難しいことかもしれない。それでも店主の思いはそれとなく伝わったようで、先に三島が、少し遅れて藤堂が頭を深々と下げて感謝を口にした。  店主は手を横に振りながら店の入り口には外出中の掌より少し大きな札をドアの取手に引っ掛ける。 「そういうの良いから、ほら、

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第八話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第七話

           夕姫の報告は、概ねメールで確認した通りだったが真下が校長に詰め寄ったシーンは含まれていなかったので、啓志は楽しそうにその話を聞いていた。 「なるほど。それで高橋さん含めて出禁にされてしまった、と。気持ちはわからなくはないですが、無茶しますね」 「そうなんですよ。私も知らなかったからびっくりしたし、ヒヤヒヤしながら見てました」  啓志に無茶をしたと言われてしまう真下。彼に言えたことではないかもしれないが、一歩間違えば相当ややこしい話になっていたのは確かだろう。出禁で済んだ

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第七話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第六話

           啓志たちが薪条南に帰ってきたのは、夕方六時を回った頃。途中で三島から宮越に運転手が代わっていたことを知ったのは、薪条南警察署の前で起こされた時だった。そういう細かい所で気を遣えるのが、宮越の良いところなのかもしれない。もっとも、それは二つの立場を持つ者の処世術の一つなのかもしれないが。  ともあれ、為さぬ善より為す偽善である。正しいと思うことを続けていけば、気持ちなんて意外と後からついてくるものだ。 「おぉ、探偵。よく寝てたな。携帯が何回か鳴っていたぞ。チェックしておいた

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第六話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第五話

           慌てて準備をする夕姫。急いではいたが左後髪の寝癖だけはどうしても許せず、整えているうちに更に時間が経過してしまっていた。  そこに飛び込んでくるスマホの通知音。靴下を履いているタイミングだったので、制服の右ポケットから淡いピンク色のそれを机の上に雑に取り出したが、差出人の名前を見て思わず、あっ、と声が出る。そもそも雑に取り出した上に慌てたものだから、机から滑り落ちそうになるスマホ。ディスプレイとベゼルの間のギリギリの所で見事に掴み、事なきを得た。 「危なかったー。……先輩

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第五話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第四話

           その日の夜。啓志は自室のベッドに制服を着たまま横になっていた。  あの後向かった二社でも来校した人物の所属を確認できた。お昼の後の一服を楽しんでいるお姉様方に声をかけて聞き出してみたり、本人が戻ってくるまで会社の入り口近くで待ってみたり。一社目の反省を活かして、正攻法ではない攻め方でミッションをこなしていったようだ。  残すは夕姫との通話でも話していた隣県の住所のみ。会社名は書いていないが、個人で事業をしているということだろうか。事務員の武田が言うには園芸の関係で来た人物ら

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第四話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第三話

          「校長先生!? 救急車は呼びましたか?」「今、電話しました。すぐ来てくれると」  机に突っ伏している校長の頭部からは血が流れており、意識はないようだ。啓志の問いかけには近くにいた青いツナギを着た事務員が答える。  騒がしいわけではないが騒ついている空間。宮越が野次馬を見渡して言った。 「すみません、警察のものです。落ち着いて、少し離れてください」  胸ポケットから取り出された身分証を見て、教員たちは少しだけ後退する。とはいえそれは、彼の奇抜な服装もあってのことかも知れな

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第三話

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第二話

          ◆◆◆◆  タクシーは住宅街の片隅で停まり、左側のドアが開いた。啓志は二十分後にまた来てもらうように頼んでから、すでにタクシーから離れていた二人の近くに向かう。 「さて、案内していただけますか?」  周りをキョロキョロと見回しながら、佐藤に案内を求めた啓志。うなずいた佐藤は、住宅とは逆の方向に位置している林を指差した。 「この中に、運んだわ」 「……なるほど」  右手の人差し指を唇にあてがっていかにも考えているようなポーズをとる啓志に、夕姫は、やってみたいって仰って

          『探偵と助手の事件簿~街の通り魔と消えた教師』第二話

          本日より少しずつ小説を公開していきます。 これは他サイトでも公開している作品ですが、表現等を変えたものになっています。 一話二十分ほどで読めると思いますので、隙間時間等に目を通していただけると幸いです。

          本日より少しずつ小説を公開していきます。 これは他サイトでも公開している作品ですが、表現等を変えたものになっています。 一話二十分ほどで読めると思いますので、隙間時間等に目を通していただけると幸いです。