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『Making the Cut season1』参加デザイナー、ジョニー・コータのその後?!

SSコレクションが次々と店頭に並び、ファッション業界にはもう春が訪れましたね!

皆さんの2021年の春夏に身に付けたい、ファッションアイテムは何ですか?

今回は、ファッションラバー必見、Amazon Original シリーズのファッションコンペティション番組、『Making the Cut~世界的デザイナーを目指して~ SEASON1』の参加デザイナー12人の現在を追っていきたいと思います。

Season1の好評を得て、先日Season2の配信も発表されましたね!

Season2の可能性を考えていなかったのでうれしい限り!♡

※以下、ネタバレ有りなので、『Making the Cut~世界的デザイナーを目指して~season1』をまだご覧になっていない方は、ご了承の上、お読みいただけたらと思います。


本記事のライター 徳満有香

SEASON1振り返り!

Amazonからの支援・100万ドルの投資金を懸けて、世界中の次世代ファッションデザイナーがその能力を競う『Making the Cut~世界的デザイナーを目指して~』。

コンペティションの舞台は、世界の3大ファッション都市であるNY、パリ、そして我らが東京!

Season1では、センス抜群の参加デザイナー12人に加え、世界的トップモデルのハイディ・クルム、アメリカを代表するファッションコンサルタントのティム・ガンがホストを務め、審査員としてナオミ・キャンベル、ニコール・リッチー、ジョセフ・アルチュザラ、カリーヌ・ロワトフェルド、キアラ・フェラーニなど、ファッション界で影響力のあるモデル、デザイナー、インフルエンサーが参加しました。

配信開始から1年が経った今、Making the Cut season1の舞台で戦ったデザイナー達はどんな活躍を遂げているのでしょうか?

一番気になるのはやっぱり、輝かしいトップに輝いたJonny Cota(ジョニー・コータ)の現在!

Jonny Cotaプロフィール 

35歳/アメリカ合衆国、カリフォルニア、ロサンゼルス
 独学でハイセンスなストリートブランド『SKINGRAFT』を築き、メンズとウィメンズの既製服のコレクションを2つプロデュース。彼のコレクションはロサンゼルスでデザインされ、持続可能な製造への強い意識からバリの職人の手仕事によりつくられる。NYファッションウィークに5回参加。『Making the cut』では、その柔軟性や視野の広さ、野心的な姿勢を評価される。

Anemo

 では、早速見ていきましょう!

AMAZON独占販売『JONNY COTA』

『Making the Cut』の勝者に送られる、Amazon Fashionとのブランド契約。

Amazon公式サイトに、JONNY COTA STUDIOができていました。

外部にもJONNY COTAのコレクションを購入できるページが‼

外部サイトの方が、コレクションは充実していますね。

Amazon独占販売とのことでしたが、Amazon外部からでも購入できるようです。JONNYCOTA公式サイトからの購入だと、アメリカ国内の配送料は無料、アメリカ国外への配送も250ドル以上の購入で無料になるそうなので、日本からでもお得に購入ができます。(2021年4月現在)

アイコンはコータ(COTA)の名前からとった「C」が円で縁取られた、インパクトがありながらシンプルなデザイン。

コレクションは、ブラックを基調としたカジュアルなストリートウェアが中心で、全てのアイテムがユニセックスでデザインされているそう。

コロナ禍の今に欠かせない、フェイスマスクは15ドル、”バリの虎”と名付けられたアジアンチックな虎のデザインのTシャツが40ドル、とかなりリーズナブルな価格帯に設定されています。

30時間限定販売?!のアイテムも!

『Making the Cut』本編で、実際に彼が作ったワンピースをインスピレーションソースにした、こちらのストライプのドレスは”30時間限定”(‼)で販売されたそう。

本編のストライプドレスはこちら。

ハイディ・クルムが大絶賛したもので、実際に彼女がオリジナル版を着用している動画も。

JONNYCOTAコレクションは品質が悪い?

ただ1つ気になるのが、レビューの低さ。

『Making the Cut』の番組内で、ハイディ・クルムとナオミ・キャンベルの2人から大絶賛を得た、大きな蝶がプリントされたスウェット ”Leopard Wings Print Sweatshirt”も気になるところですが、かなり低い評価を受けているようです。

↑同デザインのTシャツ

 低評価の理由は、

「薄っぺらで品質が悪い。」

Amazon online store review

「安っぽい。」

Amazon online store review

「到着時から、首のゴムが伸びていた。」

Amazon online store review

等々…。デザインというよりも、品質の問題ですね。

他のアイテムも、

「サイズがおかしい。」

Amazon online store review

など、縫製の雑さ、品質の悪さが低評価につながっていました。

Amazonで独占販売される『JONNY COTA STUDIO』コレクションは、ジョニーが長年の信頼関係を持つインドネシア・バリの縫製工場で縫製されているわけでは無いのかもしれません。

バリの虎をデザインしたTシャツが新作コレクションに追加されているのを見ると、彼が今もバリへの強い思い入れを持っているのは間違いなさそう。

ジョニーが信頼を置く高い技術を持つバリの縫製工場で、今後、コレクション全てが生産される可能性にも期待できますね。

JONNYCOTAコレクション全体の品質向上が、世界的ブランドへ上り詰めるための大きな課題となりそうです。

JONNY独自のブランド『SKINGRAFT』

『JONNY COTA』は品質がいまいちだというレビューもありましたが、ジョニーが以前から展開していた『SKINGRAFT』は『JONNY COTA』に集約されているようです。

『SKINGRAFT』のInstagramページにも『JONNY COTA』のリンクが貼ってあり、現在は更新していない様子です。

でも、『SKINGRAFT』時代の彼のコレクションを現在も販売している日本のセレクトショップもいくつかあるみたいです。

『SHINKIROU 1.0』と、

『VENTURER TOKYO』

どちらも、パンクでアンダーグラウンドなテイストのあるセレクトショップですね。

残念ながら、現在の『JONNYCOTA』コレクションに関しては、取り扱っていないようです。(2021年4月現在)

勝者JONNY COTAまとめ

◎Amazon fashionの支援・投資を得て、ファッションブランド『JONNY COTA』を展開中。以前のコレクション『SKINGRAFT』も、『JONNYCOTA』に集約。

◎『JONNY COTA』は、ジョニーのモノトーンが基調の反骨心を感じるデザインに加え、カラフルでチャーミングなデザインが印象的。Amazonストアのみならず、JONNYCOTA公式ストアからの購入も可能で、日本からの購入もできる。

◎Amazonストアで販売されている『JONNY COTA』の製品は、その品質の悪さをユーザーに指摘されることも。本編中では、その確かな技術にジョニーが信頼を置いているバリの縫製工場の紹介もあり、現在でもインドネシア・バリへの思い入れは強いようなので、今後の品質向上に期待。


次回は、ジョニー・コータと大接戦を繰り広げた、エスター・パーバントに注目していきたいと思います!

どうぞお楽しみに!

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