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2023年劇場鑑賞録

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ドニー先生を信じろ。アイカツ!を観ろ。
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#アニメ

シャニマスのアニメ第2章を観たぜ。

シャニマスのアニメ第2章を観たぜ。

 ドーモ、伝書鳩Pだ。さいきんハチャメチャに寒いが、みんな調子はどうだ?風邪などでぐったりしてないか?

 季節の移り変わりは早いもので、秋服をほとんど着る間もないまま冬服を身に纏うようになり、シャニアニは第2章が公開された。その間、「シャニソン」が無事にリリースされたり、鈴木羽那がとんでもない女だったり、鈴木羽那のおむすび恐竜がタイムライン上で増えまくっていたりしたが、このタイミングで初期4ユニ

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シャニマスのアニメ第1章を観たぜ。

シャニマスのアニメ第1章を観たぜ。

 ドーモ、伝書鳩Pです。

 平素、おれが見ているのはPCのモニターかスマホの小さい画面のどちらかで、家に引きこもってアイドルを育て、コミュを読んでニヤニヤするのが日常だったが、久しぶりにシャバに出て、映画館に行くことになった。映画館に行くために着る服がないとか、席をどうやって買えばいいかわからないとか、そういうゴタゴタはどうでもいい。なにせ、シャイニーカラーズがアニメになって、それが映画館で上映

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『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』いずれ来る“継承”のために。

『ガールズ&パンツァー 最終章 第4話』いずれ来る“継承”のために。

 ガルパンを観た後に「ガルパンはいいぞ」と呟くことは最早お約束だが、何もこれは思考停止でやっているオタクの内輪ネタなどではなく、圧倒的にヤバいものを観せられて自身の語彙力が追いつかなかったり、そもそも視神経や脳の限界に達した時に発せられる辛うじてのワードはこれなのだ。

 過去の自分の文章を読み返していると、1話の段階で、私は「物足りない」という言葉で締めていた。誰か、この愚か者を殺してくれ。この

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次の10年に進むための引き金を。『劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE』

次の10年に進むための引き金を。『劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE』

 シリーズ10周年の集大成となる劇場版『PROVIDENCE』を観て、期せずしてタイムリーなものになってしまったこの物語をどう咀嚼するべきか、非常に迷っている。たとえば、今向き合っているこのnoteのエディターにも「note AIアシスタント(β)」なるものが搭載されていて、私が何気なく書いたアイデアを読み込んで書き出しを提案したり要約をしてくれたりして、私の拙文を「正しく」してくれるらしい。それ

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血を流さない革命はあり得るのか?『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章』

血を流さない革命はあり得るのか?『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章』

 私事で恐縮だが、『ファイアーエムブレム 風花雪月』というゲームにハマっている。このゲームの物語を乱暴に要約すると、「主人公が育てた生徒たちが5年後にそれぞれが兵士となって戦争に参加し、同級生と戦う」というものになるのだけれど、ではなぜ戦争が?となると、そこには因習と差別の歴史が横たわっているのだ。

 何も愛しの生徒たちは、同じ学び舎で過ごした同級生を殺すことに胸を痛めていないわけではない。しか

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想像は宇宙を広げ、何度だって退屈から救ってくれる。『グリッドマン ユニバース』

想像は宇宙を広げ、何度だって退屈から救ってくれる。『グリッドマン ユニバース』

 スマホのカレンダーアプリを開き、日曜日のお昼に「グリッドマン 映画」と記録する。これはどの映画を観る時も行う習性なのだけれど、つい感慨深く画面を見つめてしまった。実写とアニメの媒体の差こそあれ、「グリッドマンの新作映画が上映される」なんて、10年前の自分なら考えもしなかっただろう(同時に、エヴァの監督がゴジラや仮面ライダーの映画を撮っているよ、も含む)。放送当時は物心ついていなかったし、『電光超

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「未来向きの今」を、これからも。『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY』

「未来向きの今」を、これからも。『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY』

 この映画を語るとき、おそらく誰もが「私とアイカツ!」に思いを馳せずにはいられないだろう。なので少しばかり、前提となる自分語りに付き合ってほしい。

 私がアツいアイドル活動と出会ったのは2021年の夏。以前からアイカツ!シリーズを強く薦められていたものの、1シリーズどれもが平成ライダーや大河ドラマを凌駕する話数を誇るそれらに踏み出すには中々勇気が必要で、のらりくらりとフォロワーからのレコメンドを

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