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【つながる旅行記#242】『駅と港の街』敦賀と、大谷吉継と情熱【敦賀市立博物館】
前回は都怒我阿羅斯等と松本零士について語った。
それではさっそく敦賀市立博物館の中に入っていこう。
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おお……!
すっごく銀行……!!
(銀行の建物を使っているのでそりゃそうなのだが)
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市立博物館なので、もちろん敦賀に関わる展示もしっかりある。
では敦賀がどんな街なのかも少し紹介しよう。
前回松本零士のくだりでも少し触れたが、敦賀は「駅と港の街」なのだ。
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上記画像を見てもわかるように、敦賀港は周囲を高い山で囲まれている&奥まった場所にあるという天然の良港だ。(船が波浪の影響をうけにくい)
なので江戸時代から北前貿易で栄えており、政府も敦賀の重要性はわかっていたらしく、新橋〜横浜間の鉄道開通から10年後の1882年には神戸から敦賀に鉄道を通した。
そして1902年には、なんと敦賀からウラジオストクに定期航路が開設されることになる。(所要時間は約40時間で週1回出港)
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(「ウラジオストク」は「東方を制圧せよ」という意味)
そしてそして、1912年には新橋〜敦賀港に一等寝台車を連結した「欧亜国際連絡国際列車」が走ることになり、シベリア鉄道に接続が完了。
なんとこの時代、東京からヨーロッパに切符1枚で行けたのである。
これは「駅と港の街」と自称するのも頷ける。
……いやはや当時はそんなルートでヨーロッパに渡っていたとは。
なにやら与謝野晶子もこれでパリに行ったとか。
相変わらず知らないことばかりだ。
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そしてこの建物がまたなんともすごい。
これは3階なのだが、公会堂として市民が使えたらしい。
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こちらは地下一階だが、なんと食堂である。
しかも外から入れる銀行とは別の入口もあり、一般人も利用できたらしい。
(銀行ってなんだっけ……?)
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いやはや敦賀市立博物館、とても勉強になった。
正直自分の中で福井県の敦賀と関わることになるなんて思ってなかったが、歴史を知るとぐっと距離が縮まった気がする。
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そして街なかには大谷吉継がやけに登場する。
どうやら大谷吉継は敦賀城主だったらしい。
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もちろん大谷吉継は戦国無双で学んでいる自分にとってはよく知る戦国武将である。(敦賀城主だということは知らなかったレベルだが)
近くに大谷吉継ゆかりの寺があるようなので、最後に寄っておこう。
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ゲームでもなんでも、何かがきっかけでちょっとでも知識があると、やっぱり観光は更に楽しくなるな。
……おや。
お寺によくある「良い感じの言葉が書いてある看板」もあるぞ。
心に染みる言葉が多いのでわりと見るのを楽しみにしているのだ。
この寺はなにが書いてあるかな……?
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答えはきっと奥の方
心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る
心のずっと奥の方
・・・
深いな……。
さすがお寺。良い言葉をくれる。
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いやブルーハーツじゃねぇか!!!
〜次回へ続く〜
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