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5年ぶりにマックに行った


食や健康に関する知識が増えてから遠ざかっていたが、超久々にマックに行ってみた。


ファストフードは自分の望むライフスタイルではない、と思っていた。
私の中では背徳感のある食べ物。マックで食べたものが何で出来ててそれがからだの一部になると思うとちょっとゾッとするけど、一旦置いておく。

率直に「マックすごいな〜」「なるほどな〜」と感じた。

①早い
番号札を持ってテーブルを選んで座ったら、十数秒後にセットが届いた。
「もうちょっと一息つかせてよ」と思うぐらいとにかく早い、早すぎる。
家でご飯作ってる場合のメニュー考えてる時間より圧倒的に短い。すごい。

②ストローが紙に変わってた
さすがにそうだよね、どこも変わってるよね。

紙ストロー


③生産者どーん

トレー紙

生産者の顔が見えるインパクトって大きいよな、と改めて感じた。
たとえこの方達が化学農薬を使っていたとしても残留農薬によって環境や健康に影響を与えていたとしても、情報の出し方で「豊かな土で育ったおいしいレタス」だと消費者には伝わる。「この人たちが一生懸命作ってくれたレタスなんだ」と。

④客層が幅広い
仕事帰りにサッと夕食を済ませたい大人、勉強をしたい学生・大人、夕食を食べにきた家族、デート中にきたカップル、スキマ時間を潰しに来たであろう人、水分補給しに来た人、そしてドライブスルーをする人々。
子供から大人まで、ご高齢の方は少ないが客層が幅広い。

トレー紙の裏のまちがいさがし

裏面の間違い探し、きっとマックで食事をする人たちが楽しめるようにした工夫なんだろうな。


⑤無駄がない
テーブルには何一つモノがない。
メニューも、紙ペーパー置きも、情報やQRコードも、調味料も、何もない。
クルーの仕事が最低限でとても気持ちがよさそう。


最後に、ずっと思ってることがあって。
ドライブスルーって何台も並んでるイメージなんだけど、きっとドライブスルーで買うより、車止めてテイクアウトで買ったほうが早いときって結構あると思う。
もちろん店舗や時間帯によると思うけど。


久々のマック、おいしかったしおもしろかった。原材料はさておき。
マックが提供しているものは、時間や空間、場所、いろいろなものがあって、食の提供の場にとどまっていないことがよく理解できた。

マクドナルドが利用され続けている理由が確かにあった。


私はまた背徳感を得たくなったら行こう。


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