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自慢話を聞くのが好きな理由。

突然ではあるが、私は「マイペース」という性格のタイプに分類される人間である。

常に誰かに勝っていたいと思うことはない。
むしろ、誰かの補助をしているほうが身に合っている気がする。
そして私のライバルはいつも私自身で、この怠慢で飽きっぽい性格と戦っているためか、他人に目を向ける余裕がない。

なので、マイペースな私が他人に目を向ける機会は少ない。

もちろん、誰かの背中を見て憧れるなんてことはあるけれど、周りの身近な人をより深く知れるのは自慢話でしか得られない。

ちなみに、補足ではあるが何も苦労なく得れたものは自慢話ではないと思っている。
ただ、偶然、奇跡に出会したスピリチュアルストリートだ。
加えて、人生の中で苦労して得られる喜びを得られないのだから考え方によっては「やりがい」を失ったとも言える。
(しかし、凄いことであるに違いない)

人生には何かを達成するまでに苦労というものが存在するからこそ、達成した時の喜びも増えると思う。
そんな喜びに満ちた達成感を人に話すことが自慢話なんだと勝手に認識している。

その様な自慢話を聞くと私の中で衝撃的な感覚が走り、とてつも無く大きなエネルギーが私の中で湧き出る。
衝撃的な感覚とは達成するまでのプロセスの中にある苦労を乗り越えようとしている瞬間のその人が輝いて見えることへの憧れと話を聞くまでのその人への無知な印象の差のようなものを感じたからの様に思う。
そして、その感覚は私自身も私なりの輝いている瞬間を得たいというエネルギーになり、目標となる。
そうして、自慢話は私の中で目標に向かって走れるエネルギーをもたらしてくれるのだ。

ただ、自慢話は人によっては鬱陶しいものであるため、なかなか話してもらえることは少ない。
話してもらえたとしても、自分よりも年上である場合がほとんどだ。

人の嫌なことはしてはいけないという心配りから自慢話を控える謙虚な態度は素敵だと思う。

しかし、自慢話を聞きたい。
そんなことを考えていたら、自慢話を聞く副業を始めようかなんて思いついた。
自慢話を聞けて、お金ももらえる。
一石二鳥じゃないか。

そんなことを考えつつ、始められない今日この頃。

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