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台湾旅行記
先日、台湾に行ってきました。
恥ずかしながら初めての海外。
楽しみより海外を満喫できるかという不安が勝っていた。
現地に着いたら案の定、海外で電車に乗ることさえも不安が襲ってきました。
そんな海外初心者を救ってくれたのが日本好きの台湾の友人。
本当にありがたかった。
彼女がいてくれたから、台湾を楽しめたと言っても過言ではない。
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台湾を旅して気づいたことがあった。
公共交通機関を乗るだけでも働く女性を見る機会が多い、しかも、職責の高そうなお仕事をしているようにも見える。
そこで台湾の友人に尋ねた。
「台湾では働く女性が多いね」
友人は答えた。
「人口の8割は働いているよ」
8割も働いてるのかと感心した。
ただ、女性には出産というイベントを終えた後も育児を行う人も多い中、どうやって両立しているのかと疑問に感じ再び友人に尋ねた。
「産後半年を過ぎるとベビーシッターにお願いするんですよ」
台湾ではベビーシッターの制度が日本より幾分もしっかりしていてベビーシッターになるためにはそれ相応の資格がいるため安心してお願いできる。
台湾の友人が尋ねてきた。
「日本ではどうしているんですか?」
「日本ではベビーシッターを利用する人はごく少数で、ある程度の年齢になるまで主婦として過ごして、子供がある年齢になったらパートになる人が多いかな?
最近は共働きも浸透してきて、半年から1年くらい経つと保育園に入れる人も増えてきたよ」
そう答えると台湾の友人は驚いていた。
育児と仕事の両立の大変さを理解できたからだ。
ここまでで台湾の方が日本よりも進んでいる印象を受けるかもしれない。
それもそのはず、台湾はジェンダーギャップがアジアで1番ない国なのである。
ある調べでは、日本がジェンダー不平等指数という指数の算出方式に当てはめると0.083に対して台湾は0.036だという結果もある。
この指数をみて、確かにそうだなと確信に変わるくらいジェンダーギャップがなかった。
そもそも、子育てを女性がするという固定概念が知らず知らずのうちに自分にあったことも少し恥ずかしかった。
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そもそも台湾では「内定」という制度はない。
だから「新卒」なんてものはないし、
大学を出たら好きなタイミングで就職先を各々探して働く。
転職も当たり前なのでやりたいことをやればいい。
働くという大きな括りで見ても日本とは少し違う。
大変なことも多いとは思うけど、
一度きりの人生で自分が楽しいと思える仕事を見つけられる楽しさがあるんだろうなと少し羨ましくなった。
仕事が嫌になったら辞めて、一時期ワークホリデーをして暮らしたりもする。
出産してライフスタイルが変わればすぐに仕事を変えられる。
だからこそ、働く女性が多いのかもしれない。
旅をすると自分の常識を打ち壊してくれる出会いがあるから楽しい!!!
そんなことを思えた旅だった。
◇あとがき◇
消費される人生よりも消費する人生でありたいと思ったりした旅でした。
消費するなら楽しい方がいいですよね。
そんなに上手くいかないんですけどね。
もしかしたら、それが人生の楽しさかもしれませね。
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