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「お局様」の気持ちがイタイほどわかった素人お局のハナシ。

今の会社に入社して13年目のワタシ。

以前、こんなnoteを書きました。

お局にならなくちゃ♪ならなくちゃ♪

あれから、2年…。

何も変わってねー!!!

ってワタシが。

お局になろう!と決心して、早2年が経った。でも全然なれてない、お局に。

が、しかし、最近は心を鬼にして、新人の朝の清掃活動に自ら指導に入っている。誰にも頼まれたワケでもなく。彼らがぎこちない手つきで掃除するのを、鋭い目つきで見守っている。(※見張っている、ではない。自ら掃除もしてますので) もうグチったり、ボヤいたりするのが心底イヤになったからだ。

給湯室やトイレで、「ハ⁉︎ 何や、コレ!!」ってビビることが多すぎて、思わず給湯室では、布巾を叩きつけてしまったこともある…。(あ、一人でいる時ですよ)
えと…みんな、おウチでどうしてるんや…?

漂白していた布巾を絞るのに、4枚重ねて絞るって、ちゃんと絞り切れるワケないやろ⁉︎

トイレの床掃除をする際、床に設置している汚物入れ、人がトイレ使う時にハンカチやら置いたりする高い場所に何で置くんや?

これらを私は、逐一注意した。

「布巾は一枚ずつ絞ってね」

「床に置いてる物、汚いよね? 誰かが物置いたりする場所に置かないでしょ?」

そんな時の私の声は、やさしくない。自分でも思う。多分新人の子からすると、何、苛立ってんの、このオバサン、なんだろうと思う。

彼女個人に苛立ってなんかない。積もりに積もっての苛立ちの方が強いのかもしれない。

でも自分はそんなことで注意されたことはなかったし、たとえ彼女が2年目の先輩たちにそう教わったとしても、おかしいと思えば、自分で考えて、変えたらいいはずだ。2年前と変わらず、この子たちに「臨機応変」という言葉は通じない…と感じてしまった。

いや、新人が朝掃除をしていること自体、ブラックなんじゃないんか、と言われるならそれまでなのかもしれない。ウチの会社は決して、ホワイトなんかではない。今まで皆がそうやってきたから、では通じなくなっているのかもしれない。

それでもだ。「こんなこと」が気づけなかったり、出来なくて、仕事できんの?とも思ってしまう。仕事で使うスキルと掃除云々では比較対象にならん、と言う方はスルーしてください。でも、こうしたらいいのに、こうしたらもっとよくなるのに、という思いは変わらんと思うので。

で、何が言いたいかというと、巷で言う「お局様」も最初はなりたくてなったんじゃないと思うんだよね。現に私がそうであるように、なりたくなくても、言い続けないとアカン状態。

あと、「コワイ」と思われてもどうでもよくなった。もう歩み寄れないところまで来てしまっていて、引き返せないから。

「つぶまるさん、素敵です♡ 憧れの先輩です!」 とか全然言ってほしくない。(昔はそういうことを後輩に言われて、めっちゃ嬉しくなったこともある。可愛かったな、あの頃のワタシ…) それくらいどーでもよくなっているのだ。

意地悪なんてしたくもない。でもこっちの注意が「意地悪」な行為なら、どうぞ、どうぞ、そう思ってくれて結構でっせ、という感じ。

今の私は、新人の子たちからすると、母親の年齢には達していないが、姉というには年齢差が開きすぎている。悩み相談に乗るほどの関係でもないし、これからもそうはならんだろうなと確信している。だとしたら、彼女らにとってのお局を目指すべきだ。なぁなぁの関係になんてなりたくない。媚びることなんて一切したくないし、あの人、いちいち言ってきて、腹立つわー、くらいの存在で上等や。それで、自分が気分良く過ごせるんであれば、尚更。

きっとさ、色々なところで、色々なことを書かれている、言われている四方八方のお局様は、そう思ったりしているだろうよ。ホント、今だから心底思う。

私と同じような年代の同期や先輩、後輩がいて、しょっちゅうボヤく。「最近の若手がわからん…理解不能」と。でもそうやって、ずっとボヤき続けたくもないねん。それだと何も変わらんから。私は、そのボヤキをやめて、自ら動くことにした。

まぁ今回は掃除のことをメインで書いたけどね。仕事においても同じや。みんな、この人なら何でもやってくれるとか、わかってる、とか思いすぎやねん。そんな便利屋は卒業や。自分の頭で考えて仕事しいや、と言いたいがばかりに、今日も素人お局は突っ走っていきます!!

#コラム #エッセイ #仕事 #ボヤキ #私のこと #お局 #会社 #日記


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