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ヘパリン類似物質クリームは保湿作用や血行促進作用でシミにも効く?

医薬品のヘパリン類似物質外用薬は、保湿剤として医師から処方されますが、その保湿力口コミで評判になって、類似品が市販させるようにもなりました。医薬品ではヒルドイドの製品名が有名です。成分名はヘパリン類似物質でクリームや軟膏、ローション等があります。

今日はその効用について
どんな作用で、どんな時に使うとよいの?と言うお話です💕


🌿ヘパリンとは

ヘパリン類似物質のヘパリンはどんな薬かというと、血液凝固を抑制する薬です。
血液が固まるのを抑える作用がるので、血管にできた血栓を溶かす治療や、血液が固まらないように処置をする時に使用する薬です。

それを応用したものがヘパリン類似物質クリーム(軟膏)です。軟膏は油性クリームと表示されています。

元々は、その効能から整形外科や皮膚科で、血行不良による痛み凍瘡(しもやけ)傷を早く治す目的で使用されていました。

その後クリームの基剤にグリセリンワセリンスクワランサラシミツロウなどを使った、保湿効果がより高く、使用感が滑らかな製品に生まれ変わり、保湿剤として使われることが多くなりました。


🌿二つの効果

ヘパリン類似物質クリーム(軟膏)の作用は主に2つあります。

① 角質水分保持作用

② 血行促進作用


🌿角質水分保持作用

これが保湿効果の源ですね。長時間角質の水分を保持する作用があります。

それに加えて、クリーム状にしている基剤にもワセリン、グリセリン、スクワラン、サラシミツロウと言った保湿剤が入っているので、さらに保湿効果が高まり、伸びの良い使用感になっていて、全身の乾燥部分に使用できます。

ちなみに、保湿剤として尿素入りクリームもあります。

こちらも、医療用薬にも市販薬としてもありますが、使い分けとしては、
どちらも角質水分保持作用がありますが、尿素の方は、角質を溶かして柔らかくする作用があるので
皮膚が厚くなったり、固くなっているところに塗るとよいでしょう。逆に皮膚の薄いなどに使うと、角質が溶けて皮膚が薄くなってしまうことがありますので注意してください。


🌿血行促進作用

こちらが最初に目的とされていた作用です。今は保湿剤として使用される方が多いですが、整形外科でもよく処方されています。

血行を促し血流を良くして、血流量を増やしますので、

血行障害が原因の痛み炎症に効きます。

例えば
痔、しもやけ、ケロイド、打ち身やケガによる腫れ内出血、腱鞘炎、筋肉痛、関節炎、肩こりなどです。
内出血は、お風呂で温めると治りが早いと言われていますが、血行を良くする薬を塗ってもよいですね。
顔のシミが消えるとの口コミもあるようですが、実際にはシミを薄くする作用はありません。ただ、血行が良くなると顔色が明るくなるので、シミが目立たなくなる効果はあるかもしれません。


🌿まとめ

ヘパリン類似物質クリームは保湿効果が高く、全身用の保湿クリームとして使用できます。
血行を良くすることで、しもやけや筋肉痛、内出血や傷跡を早く治す為に使うと効果的です。
シミも目立たなくなるかもしれません。


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~血行促進といえば~

もうすぐバレンタインdayですね💖

チョコレートに含まれるカカオにも血行を良くする作用があるので、保湿クリームを塗って、チョコレートを食べて、身体の中と外から温まりましょう.。◌○🍫💕

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