見出し画像

学校ではなぜ「勉強の仕方」や「テクニック」を教えないのか

学校教育

義務教育を受けた身として1つ思ったこと。「学校の授業のレベルは低い」という事である。

面白い授業をする先生も稀にいるが、つまりそれは授業が物凄く属人的でかつ品質が低い割合も多いという事だ。

こうは言いつつも自分は真面目だったので先生の話を聞き漏らさずにしっかりと聞いていたが、その上でやっぱりそのほとんどがとてもつまらないものだったなと思う。

その上で学校の先生の多くが教えてくれないこと。それは勉強のやり方だ。

私は塾で小中高生に勉強を教えた経験があるが、特に小学生なんかは勉強をするといっても何をどうしたらいいのか分かっていない子がとても多い。

例を出すなら英単語の暗記だ。

小学生の子に来週までに「この単語10個を覚えてきてね」と宿題にしてテストをしてみたが、2つくらいしか覚えていなかった。

その子は決して不真面目ではなく、むしろ素直でいい子なのだ。

「どうやって勉強してきたの?」と聞くと、覚えてこなければならない英単語を1回書いて終わりだった。

これで覚えられるわけがない。

英単語1つ覚えるのにしても、様々な工夫の仕方があるだろう。

人にも適性があるかもしれないが、あらゆる感覚を使って覚えるというのはその1つだ。

その単語の発音を聞き、実際に真似して声に出して読み上げ、さらに文字で書いてみるというやり方がある。

他にもその単語を使って英文を作ってみると、印象に残りやすい。

また、覚えたかどうかを繰り返し繰り返しチェックテストをするのも有効だ。

こうした「どう勉強するか」ということに関してと指導するべきではないかと思う。

せっかく真面目に取り組む意欲があっても、勉強のやり方が分からなければ何をしていいのかも分からない。

にもかかわらず、科学的に効率の良い勉強法を伝えるような授業はカリキュラムに含まれていない。

勉強法は人それぞれだから自分に合ったものを自分で模索するべきという意見もあるかもしれないが、それが出来ないから困るというのだ。

まずはやり方を教えて、そのやり方で実際に実行させて成績が上がるという成功体験を積むべきである。

そうやってある程度の型を教えてもらうことにより、「やればできるんだ」という自信にも繋がり、その子に最適化されたやり方も生まれてくるものだ。

やり方という点で言うと、「テストで点を取るためのテクニック」も教えられない。

受験勉強においてはテストでいかに点数を取るのかが重要である。

しかし、「テストで点を取るためのテクニック」なんていうと「本質としての勉強を学ばない」などという批判が来て、なんとなく悪だと思われてしまっているのだ。

それこそお門違いである。

特に大学入試センター試験(今は共通テストだろうか)などを見ればそれがよく分かる。

どの強化も問題数が多いが、一つ一つの難易度が高いかといえばそうではない。

すなわち、いかに効率良くテキパキと問題をこなしていけるかが問われているということだ。

「本質的な勉強」などという漠然としたイメージは単なる逃げという話である。

このように、学校教育においてはもっと勉強法であったり、問題を解くためのテクニックなどをしっかりと学習要項に加えて教えていくべきだと考えている。

コロナに後押しされてオンライン教育に移行していく時期でもある。

オンラインを通せば一部の優秀な講師がやる面白い授業を子供達が選択して受けるということも可能だ。

この機に勉強法などテクニック的なものも学校で教え、子供たちの自信に繋げて勉強の面白さを理解できるようになっていくのを期待する。

今日の注目ニュース

奈良県知事は宣言や蔓延防止措置を現時点で出す気はないようだ。大阪京都と往来が激しいことを考えると、連携して出した方が効果的ではないだろうか。奈良県は京都府より人口は少ないが、現在の感染者数は同じかそれより多いほどだ。結局、感染者数の増加と病床の逼迫に煽られて出すことになる予感。

「生活必需品」の定義が曖昧でどこまでが具体的に制限されるのがよく分からない。買い物をするだけで不特定多数と濃厚接触することはない。感染効果が微妙にもかかわらず、百貨店などの受ける経済的ダメージは大きそうだ。

突然の宣言ということで感染対策の内容に関わらず一律で休業が要請されている。飲食店など既に予約していた人や行く予定をしていた人も沢山いるので突然の宣言には混乱している所が多い。感染の拡大を防止するための効果的な手段が未だにないことと、医療がすぐに不足しそうになるのが問題だ。

結局、あらゆる病気の根本的な原因は老化が引き起こしているとも考えられる。NMNはその老化現象を抑える働きが期待されているようだ。健康で長生きできる人が増やせるのであれば朗報だろう。

こうした動きを見ると、おそらくその予約サイトは日本政府が作るシステムよりよっぽど優れたものなのだろうなと思ってしまう。日本では現在電話予約やクーポン券を配るという話で雲行きが怪しく感じる。

Webで説明会や面接が行えることで忙しく大阪や東京に移動しなければならないということはメリットの1つ。ただ、実際にどんな企業かというのは働いてみないと分からない。元々説明会だけ受けに行くものであればWebで十分であり、その中で気になった所はインターンやバイトなどに応募するというのがいいかもしれない。

謝辞

最後まで読んでいただきありがとうございます!

昼夜逆転が全然治らずにダメダメです。

コロナ自粛で運動も不足しているし、可能ならば中高生のように部活レベルで毎日のようにスポーツを楽しみたい。

近くでテニスをできる場所や友人がいるので、その辺でうまいこと回数を増やして定期的にやりたいなぁ。

それではまた明日!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?