【役者・アーティストに知っておいて欲しいこと】第2層
こんにちは。
相変わらず、花粉症様症状が治らない...たかはしです。
本当にありがたいことに前回の
【役者・アーティストに知っておいて欲しいこと】第1層
がおかげさまでたくさんの方にご覧いただきまして、大変好評でした。
感想などくださいました方々、この場を借りて御礼申し上げます。
(まだご覧いただいていない方はリンクを貼ってありますので、先に第1層よりお読みください。)
前回好評だったので安易にも第2層を早速書いていこうと思います。
ちなみに前提としまして前回にもお話ししましたが、
本当は人類全員に知っていてほしい事のなのですが
僕が関わっているので「役者・アーティスト」の方々に
特に知っておいて欲しいことの一部を
トレーナー目線で&僕の目線でお話しいたします
それでは早速参ります。
【ウォームアップ&クールダウンすべし】
当たり前中の当たり前なお話からしていきます。
むしろウォームアップとクールダウンやらない人いるんですか?
と言う声も聞こえてきそうですが、たっくさんいました。僕のご一緒してきた方々の中には...。なのでここでお話ししておきます。
なぜウォームアップやクールダウンはしないといけないんですか?
さて、この問いに自分なりの答えを用意してみてください。
「しなくても良い」「しないといけないなんて思わない」「わかんない」と言う方もいらっしゃるかも知れません。
こう言う時は極端な例で想像いただくのがわかりやすいと思います。
例)
真冬の朝に起きた瞬間100mダッシュ VS 春の日中に軽くジョギングした後に100mダッシュ
ーどちらがパフォーマンス高くなりますか?
ーどちらが体への負担が少ないですか?
ー怪我のリスクはどちらが高いですか?
例)
100mダッシュした後にそのまますぐ寝る VS 軽くジョギングしたりストレッチした後に寝る
ーどちらが寝やすいと思いますか?
ーどちらが起きた時に体の調子が良いと思いますか?
これらは極端ですが、プロとして仕事をする上で少しでも
・パフォーマンスを上げたい
・ケガのリスクを下げたい
・疲れを残したくない
と思いますよね。
これが先ほどの答えだと思います。
また、前回の第1層でお話しした
「コンディションを把握して欲しい」
と言うことも、本番始まってから自分のコンディションを把握しても遅すぎます。本番のためにコンディションを把握したいのです。
ウォームアップをしていればその時に把握できますので、当然本番へ活かせます。また、同様にクールダウンの時にその日のパフォーマンスの疲れなども把握できます。
やらない理由がどんどんなくなってきましたね。
でもまだわからないことがあってやれないかも知れません。
以下に続けていきます。
【それぞれ何をしたら良いのか】
「ウォームアップやクールダウンが必要なのはわかったよ。で、具体的には何したら良いの??」
となりますね。
でも具体的な内容と言っても、みんな一緒じゃないんです。
また、情報過多な時代ですので調べて考えて試行錯誤して欲しいです。
なので第2層ではそこまで掘り下げなくて良いと思い、概要だけお伝えします。
○ウォームアップ=身体を温める、気持ちの準備をする
ーちょっと汗をかき、ちょっとだけ疲労する程度で良いと思います。
ここで間違いが多いのは、ストレッチだけやってウォームアップ終了しているパターンです。
汗をかいた後は冷えない様に汗を拭いたり着替えをして、しっかりと水分補給しましょう。
○クールダウン=身体を徐々に静める、興奮を抑えていく
ー興奮状態で血行の偏りが起きている状態が長く続き、疲労が残りやすくなってしまいます。
ー軽い運動やリラックス効果があるものをやると良いと思います。
これらのことをまずとにかく色々やってみてください。
自分に合ったウォームアップとクールダウンを見つけてみてください。
やる習慣がないと、いくら良い種目を知ったところで継続することは不可能です。
まずはやる習慣を作っていき、徐々に内容を充実させていくのが良いのではないでしょうか。
【いつやったら良いのか】
「よし、じゃ言われた通りとにかくやってみよう‼︎...と思ったけど、いつやるのが良いの?」
次はこれですね。
正直申しまして、いつと言うことに関してはその日のスケジュールに左右されると思います。特にエンタメの世界では、これらの時間をしっかりと確保している訳ではありません。
メイクや衣装など公演に必要な準備もあります。退館時間も決まっています。なので、可能な限りと言う前提ですが
○ウォームアップ→本番が始まる時に、温めた身体と高めた気持ちが冷めないタイミング
ーせっかく温めたものを冷ましてしまうと効果も落ちますし、もったいないですね。
○クールダウン→本番が終わってすぐ
ー終わって急に普段の状態に戻そうとすることは身心共に負担がかかります。徐々に落としていくことで適応しやすくなり、効果が期待できるようになります。
です。
そんなこと言っても...となりますが、ちょっと時間がズレてももちろんやらないよりもやった方が良いのは明白です。
その時の状況や環境の中でできる限りを探してとにかくやりましょう。
【最後に】
上記内容に関しては既にご存知の方も多いことだと思います。ただ、僕が現場で知っておいて欲しいと思うことを、これでも必死に書いています。
それは実際、現場では直接アドバイスしますが、やっていない人が非常に多い印象だからです。
やらない言い訳、やれない理由、様々あるかと思いますが結局全部自分に返ってくることだと思っています。いや、その人だけに返ってくるものならまだしも、共演者やスタッフ、お客様など周りの方々全てに影響し、評価されることになります。
今後も少しずつではありますが、こうやって発信して参りたいと思います。
少しでも興味が湧き、よろしければで構いませんのでサポートしてください。今後の情報発信に向けて精一杯頑張って参ります。