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普通の人と違う

現在、僕は30歳手前のサラリーマンです。
結論から言うと、僕は自分を「普通の人と違う」と感じています。
と言っても、「天才」とかそんないいはみ出し方ではありません。
よく自分で感じるのは、自分が『発達障害』なのではないか、
いう事です。

人からしたら当たり前なことがなかなか気付けない、理解できないことが多く、自分の言動や思考に対して、時にはドン引きされることもあります。
そして、そう感じる頻度は、歳を取るごとに多くなっているような気もします。
「普通に考えて~だろ」とよく言われますがという事のまずその「普通」が理解できない時があります。

僕が自分に対して『発達障害』なのではなのではないかと疑問を持ち始めたのは、親元を離れて、県外へ出て大学生活を送っている時です。
その時は「『発達障害』なのかも」とかではなく、漠然と「何か他の人より劣っている気がする」と、こんな感じでした。
確かに、それ以前からも、小さい頃から「あほ」とか「頭悪い」と言われることは多々ありましたが、そんなに何も感じていなかったんですね。

そしてその疑いは、社会人になってからさらに深くなります。
「場の空気を読むことが苦手」「すぐ忘れる」「何回も同じことで怒られる」「常識的なことで何回も怒られる」「普通に考えたら誰でもできることができない」「効率よくしようとしてもできない」「言われたことをなかなか理解できない」など、言い出したらキリがありません。
挙句の果てに、どこで働いても、「やばい人」扱いされます。
幸い、自分の性格が割と温厚な部分もあり、どんなにバカでも「いじられキャラ」という立ち位置で今まで人は接してきてくれましたが、そんなんも若いうちだけです。
歳を取って、自分が上に立つとそうはいきません。

僕は正直、『発達障害』なんて子供の時に多少差がでるぐらいのもので、大人になってそんなことを感じることになるとは全く思いませんでした。
でも、自分が気になって調べてみたら、大人の発達障害疑惑みたいなのが、まあいっぱい出てきます。

こういうのって、なかなか治すのが難しいようですね。
大人になったらなおさら。
もし僕が、『発達障害』という診断をされたところで、何の解決にもならないですし、実際のところ、上に書いた自分に思い当たる行動に対して、自分ができる努力もたくさんあるはずです。
それをしていないのに、『発達障害』だなんだと安易に騒ぐのはちょっと違うのかなと思います。
もちろん自分の中で「じゃないか」という疑問は残りますがね。
もしかしたら自分は障害なんかではなく、とてつもなくバカなだけかもしれませんしね。

もう30前なので、今少しでも治す努力をしていかないと、40,50にもなってそんなおっさんにだれが注意してくれますか、って話です。
だから、僕はかなり危機感を持っています。
こうして、悩みつつもストレスを少しでも抱えずに、楽しく生きられるコツを日々模索しながら毎日を生きています。

もし、似たような境遇の方がいらっしゃって、この僕の文を見て少しでも共感していただければありがたいです。

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