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【シリーズ】Think clearlyの読書メモ Day.9

本音ってどのくらいオープンにしていいと思いますか?

そもそも本音ってオープンにしていいのかなと感じるときもありますよね。
それでも、「本音を出す=信用している」という考え方にもうなずけます。

私は本音を出してもいいと思っている側です。あくまで友人との間です。
仕事では極力オープンにしないようにしています。

そうじゃない方も大勢います。
そのくらい「本音のオープン具合」って多種多様なんですよね。

今回はそんな「本音のオープンの程度」について触れた内容でした。

初めて読む方にも軽く紹介します。
このマガジンは私が現在読んでいる著書「Think clearly」の
読書メモです。

思考した部分も「サクッと」読めるようにアウトプット
していく記事にしていきます。詳しくは下記を閲覧してみてください。

それでは思考スタートです。

①12の要約

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Chapter 12の要約は上の画像の通りです。
著者のロルフ・ドベリは「本音を出しすぎない方が良い」という側でした。

「周囲に不快感を与えない気遣いが大前提」という点がポイントですね。
どんな場合においても、自制心はあるべきです。

また、彼はチャールズ・ダーウィンの葬式を例に挙げています。

・ダーウィンの長男のウィリアムは葬儀の最前列に座っていた。
・自分の後頭部が薄く、風が当たる
・彼自身がはめていた黒い手袋を頭にのせた

大胆すぎますし、相手に不快感がいくかどうかは人それぞれですが、
「自制心」くらいはあった方が良いことが分かりますよね。

こういった例を挙げながら、「本音を出しすぎない方がいい理由」
を2つ述べています。

1つ目は「自分のことを本当に分かっているわけではない」
2つ目は「こっけいに見えてしまうから」

1つ目の理由に関してはChapter 11にも触れられていました。
「自分の感情は読み取れない」「感情は当てにならない」
と言うように、本音も分かりません。

Chapter 11について触れた内容の読書メモは
リンクからご覧ください。

また、このChapterを読んでいておもしろいと感じた部分は
「自分の中で外交官を作ること」という内容でした。

これは大統領にもなった米軍司令官、アイゼンハワーも意識的に
「外の世界に向けた自分」を作り上げています。

この人格には挫折感や迷いはなく、そういったものと
切り離していたのです。

②悩んだ箇所「反って信用を損なうのではないか」

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すでに長くいる職場や取引先との関係が作り上げられた場所では、
「自分の外交官」を作り上げることは難しいと感じます。

急に本音のない「良い顔」をしている人に急変したら、そのギャップで
反って信用できなくなります。「何考えてるかわからない」からです。

この本で触れている方法は、
時間をかけて気づき上げた関係を持った相手に使うことは
あまりおすすめできません。

あくまで少しずつ変えていくのがベストだと思います。
ロルフ・ドベリ自身も「必ずやれ」と言っているわけではないので
自分の無理のない範囲で変えていく方が、お互いにいいです。

これから新しく関係を築くであろう相手には、
今の方法を使って信用を獲得しましょう。

③納得した箇所

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あえて外側と内側の境界線を作ることで内面への理解も深まる
という点に共感できました。

また、これは自己分析にも活かせると感じました。
自分のことはよくわからないけど、「これは自分のことではない」
と言うことって簡単だと思います。

自分の性格を表すとき、「明るく陽気です」と簡単には言えないけど、
「決して暗い性格ではない」という方が強く言えたりしませんか?

そういった考え方でいくと「外側の自分」を作れば「外側でない」部分が
はっきりとします。否定神学的な考え方です。

意外な発見が生まれそうですよね。

これも実はChapter9で触れている内容なんです。
いろいろと繋がっていく感じが、読書してる感覚を味わえますね。

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