【シリーズ】Think clearlyの読書メモ Day. 2
初めて読む方にも軽く紹介します。
このマガジンは私が現在読んでいる著書「Think clearly」の
読書メモです。
今回はその2日目です。
思考した部分も「サクッと」読めるようにアウトプット
していく記事にしていきます。詳しくは下記を閲覧してみてください。
それでは思考スタートです。
① 5の要約
今回は「5. 簡単に頼みごとに応じるのはやめよう」の読書メモです。
5の要約をすると上記の3つに分けることができました。
もう少し具体的に言うと、
「人は頼み事を断れない生き物」
「生存戦略のひとつに信頼に基づく利益の期待がある」
「頼み事は基本的に断っていい」
です。
②悩んだ箇 所頼み事を断れない理由と【囚人のジレンマ】の関係
前回の記事でも私は数学的な部分で詰みました。(秘書問題)
「囚人のジレンマ」という数学のゲーム理論の代表的なモデルを使って、「人が頼み事を断れない理由」の説明がされていました。
以下が「囚人のジレンマ」詳細です。
・共犯の犯罪者2人を意思疎通できない別々の部屋に入れる
・2人に個別に司法取引を持ち掛ける
A. 1人が自白し、もう一方が自白しない場合⇓
自白した方は釈放、片方は懲役10年
B. 2人とも自白しなければ懲役2年
C. 2人とも自白したら懲役5年
ゲームは無限で、犯罪者はゲームの回数を知らされないまま順番にどれかを選択し続ける。というゲームです。
2人に共通する最良の選択はBです。
ただどちらかが裏切って自白して自分の利益を追求する限り最良の選択には至らないというジレンマが伴うゲームです。
「これのどこが頼み事を断れない理由なんだ」
と読みながら思考が停止しかけました。
②-①. 頼み事を断れない理由は【囚人のジレンマ競技会】の結果が関係している
頼み事を断れない理由がこの競技会で明らかになりました。
アメリカ人の政治学者ロバート・アクセルロッドが行った競技です。
様々な分野の研究チームからゲーム戦略を募り、
コンピュータープログラムとして対戦させます。
ルールは囚人のジレンマ同様です。
様々な戦略をぶつけて結果、勝利したのは「しっぺ返し」戦略です。
一手目は相手と協調し、それ以降は相手の出した手をコピーする戦略です。
まだ理解できません。つながりませんでした。
チンパンジーがエサを分けることに置き換えると分かりやすいです。
・彼らは次にそのエサを分け与えてくれると期待して、
自分のエサを分け与える。
・エサを取れなかった時の保険を掛ける。
・これを行わなかった個体は遺伝子を残せない。
囚人のジレンマの最良は「しっぺ返し」
生存戦略の上で大事なのは「利益を利益で返すこと」
これが私たちの遺伝子に書き込まれています。
やっっっっと理解の域に達しました。
③納得したもの
「互恵的利他主義」といわれるものにも言い換えられるということもあります。誰かから好意を受けると、その人にお返しをする義務があると感じてします。
無意識に「時間」よりも「理由」を優先してしまうんです。
頼み事をついつい引け受けてしまうのはもう遺伝子レベルの問題なんだ...と衝撃を受けました。自分の性格の問題かと思ってはいましたが、意外とこれを読んでいる方々も共感したのではないでしょうか。
また、このチャプターでは基本的に頼み事は断って良いとまで言っています。5秒で考えて判断していいそうです。
これってでも難しいですよね。考えることとして、「引き受けてから後悔するか」で判断して良いと思います。
始めて2日目、納得した事を文字に変える事が難しいなと感じます。
成長痛だと捉えてひたすら読んで、書き続けていきたいと思います。
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