[読後メモ] 失敗を語ろう。

久しぶりにnote書いてます。ここのところゆっくり本を読むこともできていなかったのですが、週末にこちらの本をイッキ読みして心が高ぶったので勢いで(笑)

感じたことをただ走り書きしているので乱文ご容赦下さい。。

これは日本版のHARD THINGSだなと思った。

日本のFintechの草分け的な辻さんでも、うまくいかないことをたくさん乗り越えてこられたということがすごく伝わる。見開きページでもご本人が「こんなに失敗しても楽しそうに仕事を続けているやつがいるんだから、それで世の中のためになるなら僕も、挑戦してみようか」と思ってくれる人が、少しでもいたら嬉しい。と仰っているが、まさにそんなことを感じさせてくれる一冊。

辻さんの人柄があふれてくる

辻さんがどのような想いでマネフォを起業されたのか、また起業後も周りの人たちにいかに愛され、支えられながらここまで来られたのかまで含めて、人となりがすごく伝わってきた。

個人的には辻さんはマネックスの先輩でもあり(時期はかぶっていないので先方はご存知ないですが)、所々にでてくるマネックス松本さんの描写がすごくリアルで、読んでいてあたかも自分も松本さんに同じセリフを言われているような感覚になった。

2019年(コロナ前)に都内某ホテルで行われたマネックス20周年パーティーには辻さんも来られ、散会時に松本さんが出口で参加者を一人ひとりお見送りされていた時、辻さんは最後の最後に会場を出られて松本さんと楽しそうに写真撮影していた光景を思い出していた。辻さんは意外にもけっこう小柄な方でした(笑)

ここ数年、いろいろな創業者と身近に触れる中ですごく思う彼らの共通点、たくさんあるが、その一つは愛される力や、誤解を恐れずに言えばかわいがられる力だと感じる。松本さんも、辻さんも、そして弊社の鷹取も。これは生まれつきのものもありそうだし、残念ながらちょっと自分には追い付けなそうな特性だ。

ビジョンや実現したい社会への強い共感

なんだかんだ、この本を読んでいちばん心をつかまれたのは、マネフォが目指す世界観だと思う。

お金のリテラシーについては以前もこのようなnoteを書いたことがある。私の中でのお金に対する考え方は、これを書いた頃よりもだいぶ進化しと思っているが、その遥か先を行く辻さんの想いには本当に強く共感し、僭越ながらまさに自分も同じゴールを目指す同志のように心が高ぶった。

お金に関する不安を少しでも減らして、誰もが「今日よりも明日はもっと良くなる」と信じられる社会へ。

日々の生活から長期的な人生設計まで、様々な形で意思決定に大きな影響を及ぼすお金。この制約を取っぱらって、一人ひとりが自分らしく活き活きと人生を謳歌できる世の中へ。

Fintechが解決しようとする課題は大きい。

目の前は苦難の連続かもしれない。

しかし、だからこそチャレンジのしがいがある。

「新しいお金の文化を創る」ことをめざすKyashで自分が成し遂げたいこと、これはまた次の機会に。

また明日から一週間頑張りましょう!!

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