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10年前に知りたかったお金の話

MBA留学をきっかけに、商社から金融業界に転じてもうすぐ6年。お金まわりのリテラシーは飛躍的に高まったと思います。

思い返せば20代の頃は、貯めたお金はただ銀行口座に寝かしておく以外にアイディアがありませんでした。

そんな自分がお金のリテラシーに目覚めるきっかけはMBA留学でした。ファイナンスの授業での学びはもちろんですが、それより何より、自分自身が巨額の借金を抱えたことが大きな原因です。

私は会社の派遣ではなく、休職して自費での留学だった為、いい歳をして巨額の借金を背負って帰国しました。(2年間給料がゼロの状態で、授業料+生活費でなんと2千万以上がふっ飛びます。)

人は追い詰められるとバカ力で頑張ります。まずなんとしても借金を返済しないといけないというプレッシャーが、金融リテラシー向上の大きな原動力になったと思います。

MBAのファイナンスの授業では、割引率とか現在価値という概念を学びます。今日の100万円と、10年後の100万円は価値が異なるという考え方です。同じお金なら一刻も早くもらって運用した方が良い、ということになります。

この考え方でいくと、仮に生涯年収が同一の職業が二つあった場合でも、若いうちにたくさん収入を得られるほうを選んで手元資金を運用すれば、リタイア時の資産に相当の差がでてきます。

「お金を働かせる」という考えかたですね。

村上世彰さんの言葉を借りると、「お金は寂しがり屋。1人でポツンといるのが嫌いで、仲間のいるところに行きたがる。1人が2人になり、3人になり……仲間が増え始めると一気に集まってくる。」

そして運用について考えはじめると、実は無駄遣いを減らすことも重要な資産運用の一つだと気づきます。5%のリターンで運用するのはプロでもけっこう大変です。同じ効果を狙うのなら、消費を5%減らすほうがよっぽど簡単。
そう考え始めてから、私はアプリで資産管理もするようになりました。日々のお金がどのように出て行っているのか、見える化することが無駄遣いを減らす第一歩ですね。

Kyashは以前からマネーフォワードさんとAPI接続をしていますが、Kyashのアプリ内でも履歴のカテゴリー分類機能がはじまりました。

Kyashはもともとカード決済するとその瞬間にスマホがブルっと鳴って利用通知が来る仕組みになっていて、これは使ってみるとなにげにクセになる気持ちよさなのですが、利用履歴がカテゴライズされることで、何にいくら使っているのか一目瞭然になりました。

利用上限金額の設定もアプリ上で可能なので、使い過ぎが気になる方にはかなり良いと思います。

もちろん利用金額に応じてポイントも付きます!(銀行口座からの入金なら利用額の1%付与!)

というわけでいつの間にか会社の宣伝になってしまいましたがこれからもKyashを宜しくお願い致します。

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