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【子連れの再婚に必要なこと】

 [Intro]
こんばんは。ひょんなことから離婚と再婚をコミカルタッチに書くことになったアラフォーの私。ぜひ、隙間時間にエピソード1からお読みいただけたら嬉しいです。

[ざっくりあらすじ]

とはいえ時間がなくて、本編から読んでいただける方へ:
離婚を決意し、東京から大阪へ出戻ったアラフォーのバツイチ子持ちが10歳下の彼に出会って運命を感じ、数々の障壁を乗り越えて再婚するまでのありそうでなさそうな大冒険のお話です。

Season 1

Season 2
遠距離恋愛に終止符を打つべく、移住先を探し出すシーズン。

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「プロポーズをお互いにしよう!」と鎌倉で約束をし再び遠距離恋愛を続けていた私たち。
3月某日、彼の誕生日にまた鎌倉や湘南を訪れて物件探しをスタートすることにした。

しかし、その計画を具体化するときに絶対に欠いてはならないことがある。

娘たちに納得してもらうこと。

彼女らは、いっても5歳と7歳。
まだまだ子どもなのである。

しかし、家族というチームに大きく変化がもたらされる際、大人とか子どもとか関係なしにちゃんと彼女らに納得してもらって人生を切り開いていく必要がある。

それに正直、いつ引っ越すかを明確に決めていなかった。
というのも、娘たちは大阪での2年目の年度に入るところ。
4月にいきなり移住はいくらなんでも難しく、特に未就学児の娘の預け先を探すには時間がタイトすぎる。

次女が卒園してからの来年3月頃に移住が好ましいと勝手に考えていた。
そうなると丸一年後。


一方で、右脳の私がシャウトしてくる。

「この移住熱の"旬"を逃していいのか?!」
「五感が鈍らないか?!」
「彼をあと1年も待たせるのか?!」
「娘のせいにしてチャンスを逃すのか?!」
 「そこに愛はあるんか!!」


終盤、煮え切らない私に大地真央さんがガチギレしてきた。


私は、何を足踏みしているんだろう。
離婚で大阪に舞い戻って1年。
また関東に戻っていいのか。
彼と娘たちといきなり4人で暮らしていけるのか。
彼はそれでいいのか。
不安が襲う。


こんな時は、次女(5歳)に相談するのが一番いい。
彼女は、普段はただの荒くれ者なのだが、欲しい時に欲しい言葉を言ってくれる姉御肌な側面も持ち合わせている。
彼女の紹介エピソード↓

彼女に相談してみた。(すな)

私「ねぇ。私、彼と関東で一緒に住みたいんだけど、あなたはまた引っ越しになっても大丈夫?また、振り回しちゃうよね。。」


すると娘はこういった。


「あんな、私もお姉ちゃん(7歳)も、
住む場所が変わったら、


今おるお友達が50人やったのが100人に増えるだけやねん。


私らは大丈夫。


あとママが出すのは、

勇気だけちゃう?」


ええええええええ!!!!!!


大人ーーーーーーーー!!!!!!!!


姉御ーーーーーーーー!!!!!!!!


一生ついていこうと決めたよね。


5歳ってこんな語彙力あるの?!


子供のパワーって本当にすごい。
燻ってた私の勇気がみなぎってきた。


娘は、私が二の足を踏んだり、落ち込んでいるときにグッと背中を推してくれる。


離婚を決めて大阪に帰ることを告げた時も、


「お、なるほど、おばあちゃんちに帰るんやな。この家とも保育園ともバイバイってことやな。わかった!」


そう言って2人とも10分でトランクに荷物まとめてきて、


「よし、ほな行こう!」


と、かなり切替早く大阪行きを承諾してくれた。(フットワークが綿毛並)


彼との結婚を考えていることを話した時もそう。


パパが2人になるかもってことを認識したのか


「なるほど、みんなはパパが1人やけど、私たちはパパが2人いるってことやな!

私たちを愛してる人が増えるってことやな!ラッキー!


そんな風に受け止めてくれてた。


最高の女たちだ。


常日頃、3人で相談しあい、対等な関係を築いてきたので、離婚のことも引越しのことも彼女らの同意を得てから行動してきた。

それが功を奏したのか、私の選択にいつも背中を押してくれるし、ポジティブな側面にスポットライトを当ててくれる。

大好きだ。最高だぞ、娘たちよ!


彼女らの言葉もあり、私は彼と毎日話し合い、
物件を探して協力し合う日々が始まった。


こうやって、めっちゃくちゃ最強なマインドで前に進んでいく家族と共に私たちの移住ジャーニーが始まった。


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