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オンラインコーチングでの効果を高めるための3つのしかけ

こんにちは。
体調は崩されていませんか?

前のコラムでもご紹介しましたが、当社リバース・フロウは、オンライン会議システムなどを活用した「オンライン・コーチング」を再開発することにしました。
昨今の急激な「ビジネス社会のオンライン化」にともない、コーチングのオンライン化ニーズは、あっという間に主流になりましたね。

じつは、私は過去10年にわたってオンラインコーチング(以下、OC)を行なってきました。
どうしたらオンラインでも、対面と同様あるいはそれ以上の効果を挙げられるのか、試行錯誤を今も重ねています。
そして今、ようやくたどり着いた、いくつかの仮説があります。

今回は、2つめのお願いとして、私の仮説について皆様のご意見・ご提案等を伺わせていただきたいと思います。
「それではまだ、効果を高められない」
「それを言うなら、こんなやり方もあるのではないか」
など、どのようなご意見でも結構です。

いただいたご意見をもとに、「効果の高まるオンラインコーチングのモデル」を確立させていきます。
そして、皆様の声をもとに開発された最適なモデルを、皆様がされる1on1ミーティングやメンタリングにお役立ていただけるよう、リリースしたいと思っています。


それでは、私が実際に試しているいくつかの仮説(しかけ)を共有します。

「OCでの効果を高めるための3つのしかけ」

1つめのしかけ) 
「オフライン(対面)のコーチングよりも長めに時間をとる」

オンラインになると、いつもよりお互いが緊張することが多いようです。間が空くのが怖く、ついすぐに本題に入ってしまいます。そうすると、固い雰囲気のままコミュニケーションが始まり、双方ともにリラックスができません。
そのため私は、対面だと60分で終わるコーチングも、あえて70分くらいのお時間を相手にも確保いただきます。
主題の前後5~10分間は雑談に当てます。対面のときよりも、意識して雑談をする、つまり相手に話をさせることで、相手の緊張度合いもわかり、お互いにこれから対話に臨むマインドセットができるように思います。


2つめのしかけ) 
ツールをフル活用する

すでに体験されてる方も多いでしょうが、会話だけのやり取りでは、お互いの集中力が続きません。
目の前の画面に相手の顔があり、じっと見つめ合っていることは、想像以上にエネルギーを消耗します。
そのため、いわゆる「テキスト」を事前に相手(クライアント)に送付します。そして、コーチングでは、そのテキストを適宜表示させるのです。相手から共有される話のテーマに関連性の高い項目を、一緒に読み合わせながら意見交換します。
そうすることで、お互いに余計なエネルギーを消耗させないで、適度に資料に目をやったり、顔を見合わせたりしながら、テンポよく進めることができます。


3つめのしかけ)
ログを共有する

コーチングの間にメモをした内容(ログ)を、見せても構わない範囲でお互いに共有します。もちろん、私も相手がとったログを見せてもらいます。
そして、
「あ、ここはそんな風に感じられたのですか」
「あなたの言いたかったことは、これで良いですか」など、
お互いのログを共有することで、この時間に理解・共有できたことの格差をなくすことができ、よりコーチングの内容に対するコミットメントが高まるのです。

以上が、代表的な3つの仮説(工夫)です。

もし、こうした取り組みにおいて、「もっとこうした方が良い」というご意見があれば、ぜひともいただきたいと思います。

新たなOCモデルの開発に、ぜひお力をお貸しいただきたく、お願いいたします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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