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【就労移行支援事業所】通所が終了!
こんにちは。つよしです。
私事になりますが、本日で就労移行支援(リワーク)への通所が終了しました。
嬉しいような、寂しいような不思議な気持ちですが、2/1~社会復帰をします。現時点では明後日です。
皆さんは就労移行支援事業所をご存じですか?
今回は少しでも多くの人に知ってほしいという気持ちから、就労移行支援事業所について紹介させていただきます。
1 就労移行支援とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1675125091013-IEnNpI0jg5.jpg?width=800)
就労移行支援とは、障がいを持つ方が就職または社会復帰するための、訓練やリハビリをする場所となります。
個人それぞれの訓練や計画、グループ活動などを通して就労に向けて活動をしますので、他人とペースを合わる必要もなければ、焦る必要もありません。
1-1 障がい者の就職と社会復帰
就労移行支援事業所には障がいを抱えている方が就職や社会復帰に向けて、訓練を行っています。
年齢の幅は広く、就労できる年齢の方がほとんどです。
例えば高校生や大学生なら就職を目指して、どんなことなら自分はできるのか?を訓練や体験・実習を行いながら探していきます。
また、僕のように会社を退職した人も多く通っており、普通の転職活動ではなく障がい者雇用での就職に向けて訓練を行う人もいます。
働くことを目標にして、日々通所で頑張っている人が沢山います。
それをサポートする人、サポートできる環境があるのが就労移行支援事業所です。
1-2 充実したプログラム
どんなプログラムがあるかと言うと、自己理解やストレスケア、他人も気持ちを考えることや言葉遣いなど幅広く用意されています。
僕の場合はストレスの解消法や原因についての理解が足りてなかったため、ストレスケアのプログラムを多めに受講して、メンバーさんのストレスケア法を知り実践してみたりしました。
また、障がいを持って生きていくために自己理解は重要なため、そのようなプログラムも受講しました。
強制参加ではなく、自分が必要だと思うプログラムに参加して学び、意見交換や知識を身に着けることができるのがプログラムです。
1-3 利用するメリット
体験談として伝えられるのは、メリットが多くあると言うことです。
例えば・・・
理解のある人に支えられて学ぶことができる
プログラム、office関連の学習ができる
訓練になるのであれば基本的に何でも可
働く練習になる(準備・通勤・報連相)
相談相手がいる安心感
ザっと書きましたが、もっと沢山あります。
無理をしない範囲で出来ることから始めて、社会にでるための準備をしていきましょう。
2 僕はどんな時間を過ごしたか
![](https://assets.st-note.com/img/1675125165209-wkamCsdDmV.jpg?width=800)
僕は5月から体験で通所を始め、7月から本格的に通所。
そして9ヵ月通所をして、企業に内定を頂いたため退所します。
最初はもちろん障がいについての理解も、ストレスに対しての知識も、生活リズムや催眠もバラバラで、何もできていませんでした。
通所も週に1回~2回で体力の限界。
そんな僕は結果的に週5で通所しました。
そのため、スケジュールを簡単に紹介したいと思います。
2-1 通所スケジュールを紹介
まず最初は先ほど記載したように、週1~週2で通所していました。
それ以外の時間は家にいて、家事をしたり、寝たりと調子を整えることに精一杯でした。
その後、1ヵ月ずつ通所ペースを変更していき、増やしていきました。
イメージとしては、週1で通うことが慣れたなら週2で通所。週2で通所できたけど、不安があるなら週2と週3をミックスして通所してみるなど。
自分のペースでいいので通所回数を増やしていくことがまず最初にやることでしょう。
この時に注意してほしいのが、『周りの人が沢山通所しているから自分も沢山通所しよう。』は、とても危険です。
自分の体調、ペースで通所しましょう。
通所のポイント
男性なら髭剃り、女性なら化粧、髪を整える。
会社に行くと考えて準備して通所する。
2-2 訓練で行ったこと
訓練で行うことは人それぞれで参考にならないかもしれません。
というのは、書類をファイリングする業務を想定している場合はエクセルやワードの知識は必要なく、体調のケアとファイリングの練習をすればOKです。
逆に僕のようにスキルアップをして昇進や昇給を目指し、目標をもって働いていきたい人はエクセル・ワード・パワポはもちろん、それなりのパソコン知識やタイピングスピードを上げる必要もあるでしょう。
そのため参考程度にしてください。
下記に訓練内容を箇条書きします。
officeソフトを基礎~応用まで。
タイピング練習
自己理解のため、ストレスケアや気になったことを調べて、ブログ記事のようにまとめる。(ライティング)
プログラムに参加(ストレス・自己理解など)
簿記の勉強
面接練習と対策と準備
読書
気になる人に話を聞く。自分の生活に取り入れる。
2-3 重要だと思ったこと
訓練をする中で特に重要なことは『少しの変化』『インプットからのアウトプット』『継続する努力』です。
1つ1つ深堀します。
『少しの変化』は、生活の中で何をすれば調子が良くて、何をしたら調子が悪くなるのか試してみることです。例えば、水分の摂取や睡眠時間、体温や食事など変化を与えて、自分のコンディションを観察することです。
次の『インプットからのアウトプット』に通ずるところもありますが、生活に取り入れていいこと、悪いことを変化の中で学ぶことが重要です。
次に『インプットからのアウトプット』です。
訓練に参加するとインプットすることが多く、自分以外の人が取り組んでいるリラックス方法や面接対策なども聞けます。その際に、聞いて終わりにするのではなく、自分も興味をもって取り入れてみる努力が必要です。
実際に行動に入れてよければ継続する。よくなければ辞める。
アウトプットをしてやっと分かることが多いため、アウトプットすることは心掛ける必要があります。
最後に『継続する努力』です。僕はやって良かったことは継続して調子を回復させてきました。例えば、夜10時に就寝して朝5時半に起きる生活で調子が良いならば、平日土日関係なく毎日継続しました。その結果、身体の調子は良くなりましたし、風邪や怠さからも解放されるようになりました。
また、朝起きてカーテンを開けて、窓を開けて、顔を洗って、コーヒーを飲んでというルーティーンをするようになってからは、より身体が軽くなりました。
そのため、『継続する努力』で身体を慣れさせることも重要です。
以上3つを行うことで、とても効果を感じられたので紹介しましたが細かく言えばもっとあると思います。
ただ、最低限1つずつからでも取り入れてみるとガラッと景色は変わるので挑戦してみましょう。
3 僕からのメッセージ
![](https://assets.st-note.com/img/1675125220183-C8k81n8mpV.jpg?width=800)
いろいろ書きましたが、これは僕の努力の結果とは言いません。
妻の支え、親の支え、そしてスタッフの支えがあったからこそ、結果的に今の状態まで回復しました。
一人では無理だったような気がします。
就労移行支援が自分をこんなにも変えてくれるとは思いませんでした。自分を褒めるのであれば、通所を決意した気持ちだけです。
少しですが僕から、スタッフの方、通所されている方、利用を検討している方にメッセージを書かせてください。
3-1 通所or利用検討している方へ
通所している方へ
僕は正直妻をまだ幸せにできていません。結婚してからずっとうつ病です。
そんな僕も社会復帰します。ずっと迷惑をかけてきた僕が社会復帰できるのです。
更に言えば、僕は会社をクビになっています。皆さんはクビになったことはありますか?そんな僕でも社会で働く権利を得られたのです。
なので、今つらい思いをしていても安心してください。
少しの決意、少しの変化、少しずつでもあなたを回復の道へ導きます。
たまに辛くなったり、不安になったりしますよね。
でも大丈夫です。きっとあなたは私よりも優秀です。
通所を検討している方へ
今踏みとどまっている現状を変えるには一歩踏み出す決断が必要です。ただ、その一歩は重いものではありません。フラッと体験気分で就労移行支援に行ってみてください。
多分、フラッと通所が開始します。
そこからの道のりが長いように感じるかもしれません。
でも時間はあります。
焦る必要もないです。なぜなら何事も健康があって、自分がいて、だから時間や友人や家族がいる。
自分が生きて、健康が第一優先です。
焦ってもいいことありません。
必要なことは少しの変化だけ。少しでいいので、頑張ってみませんか?
3-2 サポートして頂いたスタッフへ
『ありがとうございました』という言葉だけでは足りません。
もっと最上級の言葉があっても足りないでしょう。
僕の人生で分岐点があったとすれば、2022年に就労移行支援に通所して、スタッフの皆様に出会ったことです。
なぜなら、、、説明はもう必要ないでしょう。
結果を話せば自慢になりますが、内定3つ。面接に1つも落ちず、企業からオファーを頂くこともできました。
これって僕が凄いんじゃないんです。
誰にも話せない悩みを気づいてくれたり、ショックな出来事を真剣に聞いてくれたり、体調が悪いときは支えてくれて、模擬面接もしてもらいました。
褒めて、慰めて、褒めて。
これって凄い大変な仕事だと思います。でも、そこに心の優しさを感じたのはただの仕事とは思わず接してくれたスタッフさんの凄さです。
心から尊敬して、感謝しております。
私は自己満足になりますが、社会復帰する活動をサポートできるような人間に成長して恩返ししていきたいと思っています。
そんな人間になるには時間は必要ですが、最高の教科書になる人と一緒に9ヵ月過ごせました。それを見習っていきます。
社会復帰する2日前。
こんな日記?メッセージを書かせていただきました。
宜しければサポートをお願いします。 活動意欲の向上、夢のための貯金などに使います。