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「note」を365日連続で更新し続けて確信したこと

みなさん、いつもお読み頂きありがとうございます。

音楽/映画ライターの松本侃士です。

今回は、僕が「note」で執筆活動を続ける理由についてまとめました。長い記事となってしまいましたが、ぜひ、お付き合い頂けたら嬉しいです。


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2018年3月、新卒で入社した音楽メディア企業 ロッキング・オン・グループを退職。その翌月から、音楽や映画のコラム記事を投稿する活動を始めました。

自主メディアを運営する場所として、最初に「Instagram」を選んだのは、「今、音楽ファンや映画ファンが、最も集まっている場所はどこだろう」と考えた結果でした。

写真をメインとした「Instagram」と長文のコラム記事は、相性がよくないことは重々承知の上でしたが、投稿を重ねるごとに、たくさんの読者の方たちと出会うことができました。


僕が「note」に出会ったのは、それから数ヶ月後、2018年の夏でした。

「つくる、つながる、とどける。」

このプラットフォームのコンセプトを知った僕は、すぐに「note」を運営する株式会社ピースオブケイクについて調べました。そして、同社が掲げるミッションに出会います。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」

この時、心を震わせられるほどに共感の念を抱いた理由について、僕は、言葉で表すことができませんでした。


それからさらに数ヶ月、その理由についてずっと思い巡らせていました。その答えが見つかった日に、僕は、執筆活動の本拠地を「Instagram」から「note」へ移します。

1本目の自己紹介として、僕は所信表明の記事を書きました。

今の時代を生きる受け手のリアルな「言葉」こそが、次の時代の新しい表現を切り開いていく。僕は、そう信じています。
僕たちの「言葉」には、未来のシーンを切り拓く力がある。だからこそ、「ポップカルチャー」の受け手であると同時に、担い手でありたい。
僕たちの「言葉」が、「音楽」や「映画」と同じように、一つの独立した作品として受け入れられ、評価される時代がきたら、それはとても素敵なことだと思います。誰かに伝わるように丁寧に書くこと、情報を整理した上で正確に書くこと。それもたしかに大事なことかもしれません。それでも、感動や興奮をそのままに表した、嘘も偽りも飾り気もないリアルな「言葉」は、たとえ名前も顔も知らない誰かが発したものであったとしても、僕たちの心を強く動かします。僕からすれば、それはもう立派な表現であり、作品です。この世界には、そんな素敵な「言葉」たちが溢れ返っている。そして僕は、その可能性を強く信じています。
「音楽」や「映画」を「言葉」にして綴る人が、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずつ増えていったら、とても嬉しいです。


これこそが、僕が「音楽」と「映画」を「言葉」にして綴る理由です。

今すぐでなくてもいい。いつの日か、「音楽」や「映画」を「言葉」にして綴る人のために。偉そうな言い方かもしれませんが、僕は、そんな誰かにとっての道標になりたい。そして、「note」上で「音楽」や「映画」について語る文化を定着させることで、少しでも大好きな「note」に貢献をしていきたい。

その気持ちは、今も変わりありません。それどころか、素敵なクリエイター仲間の方たちと出会うことで、その想いはより深まっていきました。

そして何より、一人のユーザーとして、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」という「note」のミッションに共感したからこそ、誰よりも自分自身が、創作を「続けられる」ことを証明していきたい。

それこそが、僕が毎日の投稿を続けてきた理由です。


平日はフルタイムでITベンチャー企業で働きながら、365日、毎日更新し続けることは、決して楽なことではありませんでした。

それでも、毎日活動を続ける中で、何ものにも代えがたい貴重な経験を重ねることができました。いくつか、ピックアップする形で振り返らせてください。


まず、何本かの記事を、「note」編集部のおすすめに選んで頂きました。その度に、新しい読者の方と出会えたことが何よりも嬉しかったです。


その中でも特に、第二回「教養のエチュード賞」に寄せた記事【だから僕は、今日も「言葉」を食べて生きる。】は、僕の代表作となりました。


そして、大好きなフォロワーのみなさまから、涙が出るほど感激な感想コメントを頂きました。深く、深く感謝しております。


また、これまでに、計2本の有料記事を公開しました。ご購入/サポート頂いたみなさん、本当にありがとうございます。

僕は、ご購入頂いた売上額は「期待」の総和、サポート頂いた合計額は「感謝」の総和だと思っています。その額は、僕にとって単なる数値以上に尊い価値があります。

そして、その全てが、今日まで活動を続けるための糧となっています。何度でも伝えさせてください。本当にありがとうございます。


前職ロッキング・オンが運営する「rockinon .com」や、ウェブ版「女性自身」など、いくつかのメディアから執筆のご依頼を頂くことができました。これも、全て「note」と、お読み頂いているあなたのおかげだと思っています。


最後に、「note」を365日連続で更新し続けて確信したことについて。

この街には、「言葉」の力を信じている読者が数多く集まっています。どんなジャンルであれ、「言葉」を介して新たな価値を生み出すクリエイターにとって、ここはまさにホームグラウンドであるといえるでしょう。

僕が、「note」に本拠地を移す時に抱いていた予感は、やはり当たっていました。

「note」に出会えていなかったら、今この記事を読んでくださっているあなたと出会うことはなかったかもしれません。「note」に出会えていなかったら、僕は、今日まで執筆活動を続けることができなかったかもしれません。

「note」の運営のみなさまに、そして、僕の活動を応援してくださっている全ての人に、もう一度感謝を申し上げます。


あなたの日々の生活や人生にとって、音楽や映画が、今よりもっと身近な存在になることを、今よりさらにかけがえのない存在になることを願って。

明日からも、そしてこれからも、「note」上で活動を続けていくつもりです。

これからも引き続きお付き合い頂けたら嬉しいです。

どうぞ、よろしくお願いします!



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